地方紙の連載体験記
地方紙の連載体験記 - 地方紙に5年ほどコラム書いていた体験記を紹介します。
- どのようにして地方紙の連載に至ったのか
新聞には必ず読者からの意見を募るコーナーがあります。その読者欄は常に人気があり、応募者もかなり多いということです。私の文章が初めて紙面に掲載されたのも、そんな読者欄でした。そしてその読者欄に…
- はじめて地方紙にコラムが掲載された時はどうだったのか?
初めてのコラムは充分に時間をかけて書き上げました。推敲も何十回と行ない完璧を期したはずでした。しかしもう一度読み直してみると納得がいかず、また書き直しをするという繰り返しでした。締切ギリギリに送付し…
- 地方紙の連載で大変だったこと
原稿の締め切りは1年間決められていました。1ヵ月間に一度の提出でしたから、毎月20日までには新聞社へ送らなければなりませんでした。書き始めて3ヵ月目までは、早め早めに準備して原稿を書き溜めて…
- 地方紙の連載で嬉しかったこと
コラムを書いていて嬉しかったことは、その反応でした。原稿用紙2枚半の短い文章でしたが、わざわざ私の職場まで感動したと伝えに来てくださる方がいたりしました。文章を書く人は、みんな誰かに読んで貰いたいと…
- 地方紙の連載での失敗談
私が地方紙のコラムに書いたのは、主に自分の家族のことでした。といってもその殆どが、子どもたちがまだ幼かった頃の出来事でした。今はすでに成人した子どもたちは、私のコラムを読んでその時どきの思い出を…
- 地方紙の連載で担当者はどんな人だったのか?
担当者はまだ若い30歳前の男性でした。第1回目を書き始める前に自宅を訪れました。お互い自己紹介がてら30分ほど話をするうちに打ち解けて、本題に入りました。担当者から、どんなことを書きたいかと訊かれて…
- どんなテーマをよく取り上げていたのか?
コラムを書くとき私が大切にしていたことは、その時点で一番印象に残っている出来事かどうか、ということでした。自分自身の記憶に強く残っている事柄でなければ、コラムを読んだ人にその内容を伝えることが…
- どのようなペースで書いたのか?(地方紙の連載のスケジュール)
私は月に1編のペースでコラムを書いていました。5人の執筆者が代わる代わるに書いていて、掲載は毎週1回、水曜日でした。新聞社の担当者から、書きたいことを書けば良いといわれたのですが、それでも気を付け…
- 地方紙の連載で気をつけること
新聞といっても、私がコラムを書いていた地方紙の範囲は狭いものでした。県内を二分するその人口は20万人に満たない数で、いつどこで誰と会っても不思議ではありませんでした。だから特定の人物のことを書くことは…
- これから地方紙の連載を目指す人へのアドバイス
文章を書くことが好きな人にとっては、自分が書いた文章が何かに掲載されることほど嬉しいことはありません。しかしそれはなかなか難しく、そう簡単には実現しません。しかしだからといって、書くだけで何もしない…
キイチロウ/男性/50代/福井県在住/ごく普通の仕事をしていて、ごく普通の考え方をする、ごく普通の趣味を持った、ごく普通の外見の人間です。ただ他の人よりも少しだけ、人間ウォッチングに優れていると自分では思っています。