みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス/パリで泊まった「安宿」の実態

2012/02/27

フランス・パリの中華系が経営する宿

フランス・パリの中華系が経営する宿

フランス・パリの中華系が経営する宿

フランス・パリの宿泊施設は、軒並み料金が「高い」ことで有名です。聞くところ、パリ、ロンドン、ニューヨークが世界三大都市なのだとか。

今回、パリでの宿を確保するのにちょっと苦労しました。しかも女性なので、どこでもいいというわけにもいかないし、ユースホステルなどだとセキュリティが心配だし、できればバス・トイレ共同は避けたい、地下鉄の駅そばのほうが便利、インターネットのWiFiは無料で・・・などと条件をつけていくと、なかなか決まらない。1泊が日本円で1万円以上というのもザラで、さすが世界で最も観光客が集まる都市・パリだなと思わされました。

そんな中、やっと1泊65ユーロ、地下鉄の駅にも近いパリ20区内にあるホテルを見つけました。宿泊者のレビューを見ると、それほど評価は悪くない2つ星ホテル。早朝に夜行列車でパリに着き、翌朝にモンパルナス駅からTGVに乗って郊外に行く予定だったので、たった1泊だし・・・と思って、日本からインターネットのホテル宿泊サイト『Booking.com』で予約しました。

場所は、イタリー広場のすぐそば、のはずが、少々迷いました。iPhone の地図で検索してやっと見つけると、ホテルの壁に「周恩来」のレリーフが。そして中に入ると、パンダのぬいぐるみが飾ってある!

ほかにも、ホテルのフロント周りをグルッと見渡すと「漢字」だらけ。スタッフもフランス語を話しているけど明らかに中華系、勢いよく中華系のおばちゃんが接客していて・・・そう、中華系移民が経営するホテルだったわけです。フロントでテレビのリモコンを渡され、よく見るとテレビのメーカーも漢字で書いてありました。

イタリー広場のあたりは、ミニ・チャイナタウンなのだそうです。翌朝、ホテルの裏には「中国銀行」もありました。どうりで他のホテルより安いはず・・・ですが、サービスは決して悪くなく、泊まるだけなら十分快適に過ごせました。シャワーもトイレもありましたし、近くに「カルフール」「ポール」などが入った大きなショッピングモールもありましたから。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。