みんなの五つ星旅行記
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フランス/パリの地下鉄:乗りこなし術

2012/02/21

パリの地下鉄(メトロ)の駅ホーム

パリの地下鉄(メトロ)の駅ホーム

パリを縦横無尽に走る地下鉄。一度や二度、乗っただけで全路線図を把握するのはほぼ不可能に近いはず。

もし、パリの街に着いたら、地下鉄の駅でまずは無料の「路線図」をもらうことをおすすめします。有人の窓口で言うとすぐにもらえます。コンパクトでどこにでも入れられて便利な大きさです。

日本の観光ガイドブックなどにも地下鉄の路線図はついています。ただ、そのまま切り取って持参して、駅構内で広げたりするのはあまりオススメできません。「私は日本人だから」とわざわざ言っているようなものです。前の記事にも書きましたが、パリの地下鉄では1日50件もの日本人を対象にしたスリが起きています。現地のものを持つのが一番です。ただし、あまり路線図をじっくり見すぎて、その隙にスリにあったなんてことになりませんように・・・

また、地下鉄を降りる時、まだ「手動」でドアを開ける車両がパリでは活躍しています。駅に着いたらドアにあるレバーを回してドアを開けます。しかし、せっかちなパリの街では、列車が止まりきらない状態でレバーを回すフランス人も多々。慣れないうちはフランス人が開けてくれるのを待ってあとから出るほうがいいです。ただ、2、3日よく地下鉄に乗っていると、レバーを回すタイミングもかなり慣れてきます。

あと、ホーム上の最近、よく設置されている転落防止のガードが、パリでも導入されつつあるようです。特に1号線でよく見かけました。また、電光表示が車内にある新型車両も時々、1号線で・・・と、なぜか1号線ばかりですが、やはり凱旋門やシャンゼリゼ通りなど、パリの主要スポットを走っている路線だからなのでしょう。他の路線だと、まだまだ旧型車両も大活躍、ホームも昔ながらのままなのが多々ありです。

パリの地下鉄は、運賃が徐々に値上がりしています。ロンドンよりはまだ安い気もしますが、たまには地下鉄でなく「自転車」も使ってみてはいかがでしょうか。また、バスもおすすめです。ただし、路線図は地下鉄以上に難しいのでパリ中上級者向けです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。