みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス/パリの地下鉄:駅とアナウンス

2012/02/20

パリの地下鉄(メトロ)の新しい入口

パリの地下鉄(メトロ)の新しい入口

パリの地下鉄(メトロ)「コンコルド駅」

パリの地下鉄(メトロ)「コンコルド駅」

パリの地下鉄は、観光やビジネスの「足」でとても便利な存在です。

地下鉄の駅は通常、大きなドーム型で、壁にはタイル、そして駅名が大きく刻まれています。また、駅によってデザインが施されていたり、バスティーユ駅のように歴史が紹介されていたりすることも。駅によって違う光景が楽しめるのも、芸術の町・パリならではかもしれません。

ただ、地下鉄の駅構内は、治安面ではくれぐれも注意が必要です。ある駅で地下鉄の列車を待っていた時、英語のアナウンスがあった後に日本語で「手荷物にはくれぐれもお気をつけください」との放送が。一瞬、聞くはずのない場所で日本語が聞こえてきたので「えっ?」と思ってビックリです。

あとでパリに住んでいる日本人から聞いた話で、パリの地下鉄では1日50件ほど、日本人を狙ったすりの犯行が起こっているとのこと。1日50件・・・は、世界的にもかなり多いレベルではないでしょうか。自分は被害にあうこともなく、目撃することもなかったですが、周りで聞いてみると、目撃したことがあるとか、実際に被害にあったことがあるという人も。だいたいはフランス人ではなくジプシーたちの犯行のようですが、パリでわざわざ日本語のアナウンスが流れるのは、それだけ犯罪の被害が多いことにほかなりません。

とはいえ、地下鉄は利用せざるを得ないので、かばんにはくれぐれも気をつけて乗り続けました。そして、まわりの人々にも気をつける。また、早朝や深夜はもちろん地下鉄には乗らないのはどの国でも"鉄則"です。夜遅くなると、駅構内で寝ているような人たちもいますから。

あと、地下鉄の改札機、なかなか通りづらいのもある意味、パリ名物です。切符を通しても半開きなので"強行突破"しないといけません。以前、無賃乗車があまりに多かったための"対策"なんだとか。これで一度、突破しそこねてカルネの切符を1枚、無駄にしたことがあります。ちなみに、降りるときの改札は切符を入れる必要ありませんが、たまに車内でチェックがあるので、改札入ってもすぐ捨てたりしませぬように。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。