みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス・ランブイエで「途中下車」

2012/02/26

フランス・ランブイエの街並み

フランス・ランブイエの街並み

ルマンからパリに行く途中、ひょんなことから立ち寄ることになった街・ランブイエ。

ランブイエは、パリ・モンパルナス駅から近郊電車で50分ほどの場所にあります。急行が停車するやや大きめな駅です。ここからパリに通勤する人もいるのでしょう。駅にはフランスにしては珍しく(?)自動改札機がありました。ただ、一度降りてもう一度乗っても当該区間のチケットを持っていれば、有人窓口で駅員に言えばOK。自動改札機を通ることができる切符がもらえました。

このランブイエは、お城で有名。ランブイエ城は、街のほぼ中央にあり、鉄道駅から歩いて15分ほどの場所にありました。14世紀に建造されて以来、数多くのフランス国王たちが居城としてきた城として知られます。また、記念すべき第1回サミットが1975年に開催された際の会場としても有名。そして今でも"現役"で、フランス大統領の避暑地、迎賓館として使われています。

ランブイエ城は、来賓滞在時以外などは見学も可能です。10時から11時と14時から17時(冬季は16時まで)と、見学時間が限られているので注意が必要。おとな1人7ユーロ、「パリ・ミュージアム・パス」がここでも使えました。特に、美しい庭園は必見です。

また、ランブイエの町並みや公園も、パリの喧騒とはちょっと離れて、のんびりした雰囲気がありました。ホテルチェーンもあったので、1日、2日ほど滞在して、このランブイエを拠点にイル・ド・フランスめぐりもおすすめです。

たとえば、ヴェルサイユ宮殿をはじめ、シャルトルもランブイエから20分ほどで行けます。シャルトルには有名なノートルダム大聖堂(シャルトル大聖堂)があります。この大聖堂は、さまざまなステンドグラスが必見で1日いても見飽きないほどの規模です。また、拾い集めた陶器の破片でできた「ピカシェットの家」では、22年かけて完成した芸術性、家具も陶器の破片でできているのは見ごたえ十分です。

パリからちょっと離れた旅もまたフランスの魅力タップリでおすすめです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。