フィジー旅行を楽しむ方法: 「フィジー人について」「おすすめ観光スポット」「注意すること」「フィジーのグルメ」「ビティレブ島のビーチ」「フィジーの安全について」などフィジー旅行を楽しむ方法を紹介します。

フィジーから隣国へ

2015/03/23

フィジーは南太平洋諸島に属しています。フィジーの近くにはバヌアツやトンガ、アメリカンサモア、ツバル、足を伸ばせばタヒチなどがあります。せっかく時間とお金をかけてフィジーにやって来たのなら、これらの国々にも寄り道してほしいものです。

南太平洋諸島を旅して回るのも素敵です。空路を使えば時間もさほどかかりません。このエリア一帯の海は美しく、人々は共通して明るいです。それを求めて世界中の人が南太平洋諸島にやって来るのでしょう。

バカンスにはもってこいの夢の国タヒチ。タヒチはフランス領です。国民はタヒチ語の他にフランス語を話しますが、リゾートには世界中から旅行者がやって来るため島民は英語にも対応できます。タヒチの宿泊は南国ならではのブレが人気のようです。誰もが恋するタヒチですが、核実験の問題もあり現在も独立問題をめぐってフランス政府と対立しています。

バヌアツはフィジーからも最も近いです。貧しい国ですが、美しい自然や素朴な人々が旅行者を惹き付けます。2003年にバヌアツの砂絵が世界無形文化遺産に登録されました。砂絵は言葉が違う者どうしのコミュニケーション手段だったそうです。若者で砂絵が描ける人は減って来ているので、バヌアツ旅行ではいずれ消えて行ってしまうかもしれない無形文化遺産を見てきてほしいですね。

トンガは私がフィジーにいた頃、日本人が当時トンガに侵出していた中国人に間違えられて石を投げられるということがありました。そのためトンガ旅行は断念しました。しかしそれは一時的な衝動でトンガ人は基本的には穏やかで優しいです。本島のトンガタプ島を拠点として、トンガの様々な島に行ってみましょう。珊瑚礁が美しいので、ダイバーがトンガの島を訪れます。

ツバルは海面上昇に伴い、世界で一番最初になくなるであろう国だと言われています。海面が上昇し、年々海水が陸に押し寄せてきています。そのせいでツバルの海岸のヤシの木が倒れてしまっている写真は世界的にも有名です。ツバル旅行では地球の現状を目の当たりにすることでしょう。

南太平洋諸島は笑顔もいっぱい、傷もいっぱいです。時間とお金に余裕があったら、ひとつひとつの国を丁寧に回ってほしいものです。南太平洋諸島は比較的に治安が良く、慎重に行動すればトラブルは起きにくいのでおすすめです。

ライタープロフィール

MIKIさん／女性／年齢：20代／ベルリン在住／海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。