フィジー旅行を楽しむ方法
「フィジー人について」「おすすめ観光スポット」「注意すること」「フィジーのグルメ」「ビティレブ島のビーチ」「フィジーの安全について」などフィジー旅行を楽しむ方法を紹介します。

フィジーの都市バの魅力とは?

2015/02/11

バ(Ba)は、フィジーのビティレブ島の北西部にある小さな都市です。スバやラウトカなどの大都市に比べると少々こじんまりとしていますが、この都市は特徴的でした。

サトウキビの生産が盛んであった「バ」。植民地支配が終わりを告げましたが、サトウキビ・プランテーションで働いていたインド人労働者はそのままこの街に住み着きました。現在も多くのインド人がバに住んでいます。

バの街にはインド人が経営しているお店がたくさんあります。バにいると、自分がフィジーにいるのか、どの国にいるのかわからなくなります。自称インド好きの友人が「なんとしてでもバに行ってみたい!」と言うので、ラウトカから始まった「ビティレブ島一周の旅」の終盤に、バに立ち寄ってみることにしました。

立ち寄った他のどの都市に比べてもバは殺風景でした。バスターミナルにもひとっこひとりいません。人があまりいないのですが、歩いて行くとインディアンストリートのようなものが現れました。

インドの香辛料が売っているお店や、サリーなど伝統衣装が売っているお店、貴金属が売っているお店などが立ち並んでいます。このストリートは、どことなくカレーの匂いがしたような...。バではフィジー人を見かけることはなく、すれ違う人のほとんどはインド人でした。移民の住む一角というのはどの国にもあるものですが、フィジーのバは、都市全体がインドのようです。

バの街をうろうろと見物しているとお腹がすいてきました。そこでインド料理のレストランを探すことに。インビスにテーブル席が2、3個置いてあるような庶民的なお店に入りカレーを食べました。インド&インドカレー好きの友達は喜んでいましたね。

バは小さい街なので見所もちょっとしかありませんが、インド色が強いので、インド好きの人にはおすすめです。インドのスパイスやサリーの調達には、スバやバがおすすめです。フィジーのインド文化に触れたい時には、バに行ってみましょう。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。