海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
実際に海外で生活するとどのように英語を習得していくのか体験記を紹介します。

わかりやすい、キウイイングリッシュ

2011/03/21

オーストラリアの英語は訛りがキツイことで有名です。たとえば、「GOOD DAY,MATE」が「グダイ、マイ」のように聞こえるなんてパターンです。「TODAY」も「トゥダイ」と聞こえるようで、また、トゥの部分よりもダイの部分の発音が強いので「ダイ、ダイって、DIE(死ね)といわれているみたい」と感じる人もいるみたい・・・。

すぐお隣のニュージーランドは、オーストラリアと混同されてしまうことがあるようで、英語もオーストラリア風だと思われてしまうことがあります。けれど、実際にはそんなことはないのです。ニュージーランドの人は訛ってません!と、ニュージーランドにしか住んだことのないわたしは勝手に思っています。

むしろ、わたしの耳には英国人やアメリカ人の英語は癖があり過ぎると感じます。スコットランドほど、はっきりとはしていませんが(英語を話しているはずなのに分からない・・・と思ったらスコットランド出身者に違いありません!?)。

イギリスの英語は几帳面過ぎて面倒くさい。アメリカの英語は間延びしていてうっとうしい!それに比べて、ニュージーランドのみなさんは可もなく不可もなく、ボキャブラリーも狭く(?)ちょうどいいですね〜。耳慣れしやすい英語のような気がします。

また、文章のほうも、これが国によって全然違うんです。わかりやすいところで女性誌。ニュージーランドでも「ウーマンズ ウィークリー」という、日本でいうところの「週刊女性」が販売されています。それも、一種類ではなく、ニュージーランド版、オーストラリア版、イギリス版と3種類並んでいるのです。

内容は、芸能ニュースやクッキング、美容、健康、人生相談など同じようなものなのですが、英語の文章が違う。イギリス版よりも、ニュージーランド版のほうがはるかに簡単に読めるのです。わざわざ難しい言い回しにしなくていいでしょうと、イギリス版にはいいたくなる?

そういうわけで、わたしはニュージーランドの英語がお気に入りです。わかりやすさ一番。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。