海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
実際に海外で生活するとどのように英語を習得していくのか体験記を紹介します。

仕事や学校に行くなら必要だけど

2011/03/09

わたしは「耳から英語」で英語を覚えたようなものなので、文法はさっぱりです。前置詞も無茶苦茶!口から発している言葉を、じゃあ書いてみろといわれても・・・書けないものが多いかも。でも、日常会話ではまったく必要ないので、あえて勉強する気もわかない・・・。日本語でもそうでしょ、「あれ、そこ、置いといて」で通じるもん。「あれを、そこの上に、置いておいてください」とはいわないもの。

そんな向上心のない怠け者のいい訳はさておき、日常的に使う読み書きに関しては、最初のうちは辞書を使わない方法を現地の人に勧められました。その人いわく「日本語に頼るな」ということでした。それに、言葉はとっても繊細で、辞書の単語で正確に理解できるものでもないという教え。

では、どうしろというのかというと、前後の文章や周りの雰囲気?を読んで、内容を理解しろということでした。何度も読み返して、その言葉はこういう意味に違いないと想像しろというわけです。それでもわからないなら、こっちの辞書を引けと。いわゆる英英辞典ですね。それなら、英語で考えて、意味を導き出せるからということでした。

なるほど。面倒くさいことが大嫌いなわたしはすぐにこの方法を活用することにしました。だって、いちいち辞書を引かなくてもいいなんて、楽チン楽チン。

書くほうは、仕事や学校など以外、あまり日常的に使うことはないですね。メールを打つこともあるけど、最近はちょっとタイプすれば、勝手に先を想像して文章になってくれる機能があったり・・・。こうやって、世界の学力は落ちていくのかもしれません。

ちなみに、こちらの小学生たちは、最初とにかく毎日違う短い本を渡されては読む練習をするようです。そして、使用頻度の高い単語を書く練習をする。それと並行して、適当に自分の話している言葉を何とか文章にしてみて、間違った部分を先生が書きなおす、といった感じで英語の読み書きを習得していくようです。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。