海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
実際に海外で生活するとどのように英語を習得していくのか体験記を紹介します。

楽しいToiecお受験!

2011/03/18

わたしは過去に一度も英語に関係する試験を受けたことがありませんでした。特に興味がなく、必要とすることもなかったからです。

それが、なぜToiecを受験する羽目になってしまったのか?諸事情で少し日本に帰国滞在することがあり、その際に「ちょっとバイトでもするかな」と問い合わせたら「英語能力を証明するものは?」という質問がされたからなのです。なるほど、英文科卒ならともかく、そうでない場合、レベルが分かるものはいるなぁということで受験することになったのです。

受験場所は実家のすぐ近く、就活に必要だったので一番早い時期の試験に申し込んだ気がします。いまさら必死にがんばる気もないので、特に受験対策はしませんでした。ただ、どんな試験か知っておかなきゃと、模擬試験?みたいなペラペラのやつを本屋さんで入手し、パラパラと見てはおきました。

さて、本番。予期せぬことが起こりました。最初にリスニングのテストだったのですが、なんと「メモしちゃいけない」って!これにはびっくり。世間話であれば聞き流しているけれど、仕事や大切な話、電話などではメモをとりながら会話するのが普通だったので、かなり驚いてしまいました。若い時はいいけれど、加齢とともに記憶は鈍っていくんです・・・。聞いた直後に忘れてしまうなんてことよくあるんです。

この想定外の事態から呆然として最初は置いてきぼりになったのですが、だんだん慣れてきて、最後のほうは普通に聞き取れました。あ〜びっくりした。

リーディングのほうは、文書の読み取りは何ら問題なかったのですが、文法が駄目。わたしのは生き延びるための?耳英語で習得したので、文法はかなり適当なようです。

まぁ、Toiecはおもしろいといえばおもしろいテストでした。ただ、このテストは日本人のためにアメリカが作ってくれたテストらしく、ニュージーランドなんかではあまり評価の対象にはならないようです。ちなみにニュージーランド(他欧米諸国)ではIELTSという試験を判断基準として採用していることが多いようです。移民局も学校も。経験者によると、内容はToiecよりもハイレベルとか。国内でならともかく、もし海外に行くためならIELTSを受験するほうがよいかもしれませんね。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。