海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
実際に海外で生活するとどのように英語を習得していくのか体験記を紹介します。

とにかく聞いてれば、嫌でも聞こえてくるようになっちゃう!

2011/03/01

聴覚というのは人間の体に備えられたすばらしい機能です!再三繰り返して聞くことで、内容がおのずと分かるようになってしまうのです。記憶?「何だか聞いたことがあるぞ!」「こんな時に使ってたぞ!」となってインプットされていくんですね。

ただ、一番初めは画像と一緒であるほうが効果が高いように思います。つまりラジオのように声だけ聞いているのはちょっと難しいかも。百聞は一見にしかず、でしたっけ?アップル、アップルと耳元でささやかれるより、絵と一緒にアップル!といわれるほうが記憶に残りやすいものです。

そんな聞き取り向上のための最強兵器はテレビです。このすばらしいテクノロジーがあれば、一気に聞き取りはよくなってしまうことでしょう。

日本に来た外国の人も同じ感想を述べていますが、テレビには驚くほどすごい影響力があるようです、いまさらですが。最初はコマーシャル。何度も同じことを繰り返されることで、頭に記憶として残っていくらしい。赤ちゃんの場合も、コマーシャルが一番好きだといわれていますが同じことなのかもしれません。

分からないけれど英語の番組を見続ける、途中でコマーシャルが入る。コマーシャルのフレーズを覚えてしまう。最初は単なる音だったのが、だんだんはっきりと何を言っているのか分かるようになる。・・・という感じですね。

そして、後は自分の興味のある番組を見るようにしてみるのです。音楽番組でもゴシップ番組でも料理、通販、株価の動向・・・なんでもよいので、「おもしろそう」とハマる番組にチャンネルを合わせ、それを楽しみにするのです。同じ人物が毎回出てくる番組を見続けることで、登場している人の英語は聞こえるようになっていきます。ボキャブラリーも広がります。

残念ながらホームステイ先の人との会話では、実はあまり伸びないようです。というのは、相手はあなたの理解できる言葉を判別し、毎度毎度同じ英語ばかり使うようになってしまうことがあるからです。その人とは通じ合えるけど、一歩外に出ると相変わらず違う宇宙人だらけということになってしまうこともあるようですね。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。