海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
実際に海外で生活するとどのように英語を習得していくのか体験記を紹介します。

日本人のハードル RとL、FとH

2011/03/06

日本の人が「R」の発音できないといわれることは有名ですよね。特にアメリカ人の英語の場合、Rが強調されるので、余計に緊張してしまうことも、うまく言えない要因かもしれません。けれど、ニュージーランド人はそれほどRが強くなく、まぁちょっと練習すれば合格ラインに入ります。

ただ、Rが発音できるようになったものの、今度はLとひっくり返ってしまうことがあるのです。Rが発音できないうちは、全部Lなわけで「ははぁ〜、この子はRがいえないんだな」ですみますが、Rの部分がLにLの部分がRになるからややこしい。どんなに連想ゲームが得意な人でも、わからない!となってしまうようです。

次に、簡単そうでいいにくいのがTH。「日本人は、Rよりこっちのほうが下手なんじゃないの」といわれるくらい意外と発音ができないものです。

そして、FとH。Rほど難しくはないけれど、意識していないと日本人の場合、全部がHの発音になってしまうのです。

それから、aとthe。「そんなのどうでもいいじゃん、抜かしてもいいでしょ」と思ってしまうかもしれませんが、こいつたち、意外と重要な位置を占めているのです。これをつけ忘れたり、使い方を間違えるとさっぱり意味が通じないんだそうです。ふうん、そんなもんなのか。ちなみに現地の子供たちは、ごくごく自然にこいつたちを使い分けています。

最後に、CとSeeとSeaとShe。これを全部区別して言えたら、あなたは上級者!?

とっても有名な早口言葉です。最初の部分だけですが、挑戦してみます?
She sells sea shells by the sea shore.

まぁ、発音は何度も何度も練習するしかないみたいですね。アクセントのほうは、住んでいる地域、身近にいる人のものがそっくりそのままうつります・・・。大阪に住めば大阪弁の日本語になるのと一緒で、アメリカならアメリカ弁、英国イギリス弁、豪州オーストラリア弁といったその国の訛りの英語になりますね。どこが標準?聞こえがいい?かはわかりませんが。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。