旅先で使える一言英会話
「〜はどこにありますか?」「〜への行き方を教えて頂けませんか?」「飛行機内で使える便利な一言」など旅行で役立つ一言英会話を紹介します。

困った時に使えるひとこと

2016/07/14

慣れない外国での旅に、普段ではあり得ない様な大失敗をしてしまうこともあるかと思います。私も、アメリカに引っ越して来てからは、まるで性格が変わったかの様におっちょこちょいな失敗ばかりしてしまっている様な気がします。その一つに、車の鍵を付けたままロックしてしまったという経験があります。日本では、そのような失敗はしたことがありませんでしたし、自分でもビックリで当然戸惑いました。

最近では、殆ど全てのホテルがオートロックシステムになっていますね。そこで、外国滞在中に起こりやすいのが、"ホテルの鍵を部屋に置き忘れてしまう"というケースです。皆さんは、経験がありますか?そんな時も、慌てないでフロントのスタッフに簡単に説明ができたら安心ですね。今日は、そんな一言を見ていきたいと思います。では、早速チェックしてみましょう。

A: I am sorry to bother you, but I left my key in the room.

B: No problem. Do you know your room number?

A: Yes, it is room 706.

いかがですか?会話の流れを掴んでいただけたでしょうか?

まず始めに、"I am sorry to bother you." という表現を使いましたが、これは「お邪魔してすみません。」という、何か作業を行ったりしていて忙しいそうな人を引き止める時に、よく使います。"bother"自体の意味は、「迷惑をかける」という意味ですので、なんとなくニュアンスが分かるかと思います。

そして、本題の「鍵を部屋に置き忘れた」という表現ですが、「忘れる」というと大抵の人がForgetを思い浮かべると思います。確かに正解なのですが、Forgetは「記憶」としての"忘れる"という意味合いが強いです。それに対して、文中で使用したleave(過去形:left)の場合は、何処か場所に"置き忘れる"という感覚だと思ってください。

I forgot to bring my key. I left it in the room. (鍵を持ってくるのを忘れてしまった。部屋に置き忘れてしまったよ。)この違いです。分かりますでしょうか?I forgot my umbrella. (傘を忘れちゃった。)I left my umbrella in the class room.(教室に傘を忘れてきちゃった。)こんな感じで使い分けて頂けたらと思います。

ですので、私がしてしまったように、車のインロックの場合は、I forgot to take my car key. (車の鍵を取り忘れちゃったよ。)I left the car key in the car. (車に鍵を忘れちゃったよ。)と、なります。文中で、忘れてしまった特定の場所を述べる場合に、leaveを使うように考えれば簡単かと思います。

いかがでしたか?お役に立ちましたでしょうか?是非マスターしてみてくださいね。

関連記事
ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。