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イギリスの名門サーキット、ドニントン・パーク
2010/10/27
イギリスには、歴史あるサーキットがいくつかあります。例えば、シルバーストン、ドニントン・パーク、ブランズハッチなどです。1950年、シルバーストンで第1回のF1グランプリが開催されました。
これらのサーキットの1つ、ドニントン・パークには、2009年、二輪のスーパーバイク世界選手権を観戦するために行きました。もちろん初めてで、しかも個人手配なので、とりあえずロンドンまで行き、その後、最寄りの街というノッティンガムに滞在して、路線バスで向かうことにしました。
ドニントン・パークはその名の通り、公園です。まさに、大きな公園の中にサーキットがある、という感じです。かつて1993年、F1ヨーロッパGPが開催され、アイルトン・セナが1周目に5台のマシンをごぼう抜きしてトップに立ったまま優勝したという伝説が残っていて、サーキット横にあるミュージアムには、セナのマシン、彫像が置いてあります。
このミュージアムは残念ながら今回、閉館時間が早かったため、当時からセナファンの自分としては、中をじっくり見ることができなかったのが返す返すも残念です。
さて、公園の中にあるサーキットは、まわりの観客席がほぼ芝生です。ちょうど6月末といういい季節だったので、思わずゴロンと寝転がって昼寝してしまったほど、とても気持ちいい場所でした。しかもサーキットの近くには空港があり、飛行機がよく頭上を飛んでいきました。
さらに公園のまわりには、テレビや雑誌などでおなじみの、典型的なイギリスの田園風景が広がっていて、のどかでした。特に観光地というわけではないのですが、かえってそのほうがいい光景にめぐり合えるかもしれないなと、ふと思いました。
このドニントン・パークへは、ノッティンガムもしくはダービー、空港からバスがあるので、アクセスはけっこういいほうではないでしょうか。ただ現在、ドニントン・パークの経営が破たんしてしまい、再建のめどが立っておらず、レースが開催される見込みも今のところないのがとても残念です。また将来再び、ドニントン・パークでレースを見てみたいです。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。