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イギリス訪問はちょっと面倒くさい!?
2010/11/04
イギリスを旅した時、これまでいろいろな国に旅した身としては「あ、なんだか面倒くさい国かも」とふと、思ってしまったエピソードがいくつかあります。
まず「入国審査があること」です。日本から海外に行く時、当たり前のことなのですが、ヨーロッパの場合、現在、EUのほとんどの国では、一度、どこかの国で入国してしまえば、次にまた改めて入国審査はありません。
しかし、イギリスだけは別です。EU創立メンバーにもかかわらず、おそらく将来も、EU圏内からの入国審査がなくなることはないでしょう。しかも、イギリスの入国審査は、他の国に比べて、時間がかかります。
次に「電圧プラグ」です。日本ともアメリカとも他のEU諸国とも違う形をしているので変換アダプターが必要です。イタリア滞在時にオランダ、イギリス行きを急きょ決めたので、オランダはイタリアと同じなので問題ありませんでしたが、イギリスはロンドンに着いた瞬間に買う羽目になりました。しかも、日本のプラグと直接、変換できるアダプターが売っておらず、仕方なくEU用で変換できるプラグを買い、パソコンや携帯電話のバッテリー充電は三つまた状態で使う羽目になりました。
さらに「通貨」です。イギリスでは、ポンドになります。これも他のEU諸国だとほぼユーロで統一されているので、国から国に移動してもまったく楽なのですが、イギリスだけは違います。入国審査が終わってすぐ、手持ちの日本円を持って両替に走りました。しかも、イギリスの物価はけっこう高めです。
・・・と、デメリットばかり書いてきましたが、EU諸国と比べて、メリットもありました。公用語が「英語」だということです。
これまで、わけのわからない言葉と英語が併記されている看板を見ながら、ずっと当たり前のように動いてきたのが、英語オンリーの表記だと、なぜかホッとしました。もちろん、人に話しかけるのも英語ですから、たとえイギリス英語の発音が難しいなどと言われていても、その安心感がまったく違いました。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。