みんなの五つ星旅行記
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イギリス/大英博物館 攻略のポイント

2010/10/22

イギリス 大英博物館

イギリス 大英博物館

とにかく広い大英博物館を見るのに、そう何日も時間を取れる人は少ないと思います。実際に私も、1日半しかなく、それでもすべてを見るのはとても無理でした。最初に、ここだけは外せないという展示物を押さえました。私の場合、古代エジプト関連だったので、まず、2階北側にある多数のミイラの棺が立ち並ぶ部屋に一目散に向かって行きました。

もちろん、入り口で地図をもらうと便利です。そしてもちろん有料ですが、日本語のオーディオガイドも役立ちました。

この2階北側の部屋だけでも、展示物を1つ1つ見て回ると、朝からいてもおそらく日が暮れてしまうのではないか、と思うほどの数です。特に「ジンジャー」という赤毛のミイラは完全な形で残っていて一見の価値ありです。また、きれいな形で残っている副葬品もかなり多く、当時の鮮やかな壁画も必見だなと思いました。

古代エジプト関連は、1階西側にもあります。ここは彫刻関係が置いてあり、どれも圧倒されます。ただ、注意書きがない展示物以外はすべて触ってもOKという、日本ではガラス張りが当たり前なところで、信じられないルールがありました。とても恐れ多くて触ることはできませんでしたが・・・

この古代エジプトの横には「ロゼッタ・ストーン」がありました。こちらはさすがにガラスケースに入っていました。大きさは思っていたよりもやや小さめでしたが、ここだけはさすがに人が多かったです。

さらに隣のルームには、ギリシャ・ローマ関係の彫刻がたくさんあります。ギリシャ政府との所有問題に揺れているというパルテノン神殿の彫刻群、いわくつきのコレクションも、すばらしいものばかりで、見る価値は大いにありでした。

ほかにも、古代アッシリアの巨大な人面有翼の牛の像や、当時の戦闘シーンが描かれたレリーフにも圧倒されました。古代エジプト、ギリシャ・ローマ、アッシリア、メソポタミアあたりを主なターゲットで見ているだけでも、あっという間に閉館時間になってしまいました。

ちなみに、大英博物館の入場料は無料です。ただ、いたるところに「寄付してね」という箱が置いてありました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。