みんなの五つ星旅行記
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イギリス/世界3大博物館の1つ「大英博物館」

2010/10/05

イギリス 大英博物館

イギリス 大英博物館

せっかくロンドンまで来たなら、いつも観光にあまり興味のない自分でも「ここだけは行きたい!」とずっと昔から思い続けていたのが、大英博物館でした。

小学生の頃、大阪の万博公園に当時あった国立国際美術館で「大英博物館展」が開催された時、母たちに連れられ、長い行列とエジプト関連の展示物だけは、ややおぼろげな記憶ながらもしっかりと覚えています。そして、いつか本物の大英博物館に行くぞ、と思い続けて、今回、思わぬ偶然が重なったかのように、ロンドンを訪れるならと予定を1日延ばしてまで滞在した最大の理由が、大英博物館だったのです。

地下鉄のトテナム・コート・ロード駅を降りて、大通り沿いをしばらく歩きます。大英博物館はこちら、といった標識はほとんどないので、初めて行くなら地図は必須かと思いました。

大英博物館は、噂通り、とにかく広いです。「大理石の床は足に来るから絶対にスニーカーで行きなさいよ!」というイギリスに詳しい友人のアドバイスは、大正解でした。歩きやすい靴でも、その大理石と途方もない広さで、歩き疲れない人はいないのでは、と思うほどです。博物館のそこらじゅうに椅子が置いてあるのも、ああ、休憩するためかと納得しました。

展示物も、古代エジプト、メソポタミア、ギリシャ・ローマをはじめ、イギリスをはじめとしたヨーロッパ各地のコレクション、インドの仏像など、全部見て回るにはおそらく1週間は必要だと思います。かの有名な「ロゼッタ・ストーン」もありますし、エジプトのミイラの棺が垂直にズラリと立ち並ぶのは壮観です。ギリシャ・ローマの彫刻もどれも必見です。

ただこれらがほぼすべて、イギリスの植民地時代の盗品であることを思うと、やや複雑な心境にもなりました。実際、エジプトやギリシャなど、所蔵品の返還問題で揉めています。

それはともかくとして、ロンドンを訪れるなら、絶対に外せない観光スポットです。日本の博物館などとは、スケールがまったく違います。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。