- みんなの五つ星旅行記
- なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。
イギリスの入国審査
2010/10/07
イギリスはEUでありながら、ちゃんとした入国審査があります。日本からそのままイギリスに到着した場合、何の違和感もありませんが、ヨーロッパの国々をいくつか経てからイギリスに着くと、現在、ヨーロッパのEU加盟国では、シュンゲン協定がありますから、最初の国で入国のスタンプを押してもらえば、その次の国以降、入国審査はありません。
しかし、イギリスは違います。なぜ、イギリスだけ違うのかはよくわかりませんが、イギリス国外から到着すると、「UK Border」と大きく書かれたボードの下で、入国審査を受けなければいけません。
しかも、イギリスの入国審査は、時間がかかることで知られています。念入りに調べているからかと思いますが、特にアラブ圏などの人々は、入国審査に時間がかかっていたように見えました。
私の場合、入国がスタンステッドなので、ヒースローより時間がかからないと聞いていたものの、ちょうど「AirAsia」のマレーシアから到着した便と一緒になったのがアンラッキーでした。夕方の時間帯で、入国審査員は「フルゲート」の状態でしたが、東南アジア系の人々の入国審査も決して早くなく、いくら時間が経ってもなかなか列が前に進みませんでした。
やっとのことで自分の順番がやってきました。まず「あなたは英語OK?」と尋ねられて「イエス」と答えると、その男性の審査員はいかにもイギリス風なジェントルマンで、とてもゆっくり英語で質問してきました。「日本から来たの?」「はい」「目的は?」「観光です」「何日間いるの?」「1週間ほど」「どこに泊まるの?」「ホテル」という感じで次々と聞いてきました。他の国では最近、しつこく聞かれたのはNY同時多発テロ後のアメリカぐらいでしょうか、イタリアあたりのいい加減な入国審査に慣れていたので、イギリスでのこの入国審査がやや厳しくも感じましたが、時間がかかるのも当然だなと思いました。
ただ、日本のパスポートは海外では「無敵」とも言われるので、問題なく通過しましたが、かかった時間は2時間以上、ノッティンガムに向かうコーチにすっかり乗り遅れ、急きょ、ロンドン経由の鉄道に切り替える羽目になりました。
- イギリス/ロンドンの5つの空港
- イギリスの入国審査
- イギリスの鉄道事情
- イギリスの格安エアラインはお得
- イギリス/ロンドンの郵便局事情
- イギリスといえば「紅茶」
- イギリス/世界3大博物館の1つ「大英博物館」
- イギリス/大英博物館 攻略のポイント
- イギリス/書店で痛感した「モータースポーツ」の聖地
- イギリスの名門サーキット、ドニントン・パーク
- イギリス/マイケル・ジャクソン死亡にロンドン騒然
- イギリスといえば「パブ」が社交場
- イギリス訪問はちょっと面倒くさい!?
- イギリスに存在する数々の「ルール」
- イギリスの「治安」はいいような悪いような
- イギリス/ノッティンガムといえば“あの”人物の故郷
- イギリスのタクシー「ブラック・キャブ」って?
- イギリス/どこでも行ける!ロンドンの地下鉄
- イギリス/ロンドンのホテルで体験したあれこれ
- イギリス/ロンドンで感じた「日本」
AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。