みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

イギリスの「治安」はいいような悪いような

2010/11/09<

いろいろな国を個人で旅していると、それぞれの国の治安は、旅行ガイドブックに載っている「噂」なんかよりも、実際に見て聞いて感じたことが一番正解なんだなとつくづく思います。

さて、イギリスの治安ですが、どちらかというといいほうだと思います。わざわざEU圏内からでも入国審査を設けて、しかも審査がやや厳しいのもあるかもしれません。同じヨーロッパでも、イタリアやスペインなどに比べれば、大都市で見られるジプシーの数は、確かに少ないです。

しかし、いくら安全と言われているイギリスといえども、世界で最も安全な日本と同じ感覚でいてはいけません。

まず、ロンドンの地下鉄で何度も遭遇したのは、券売機で切符を買う際に声をかけてくる輩です。手のひらに小銭を乗せて「いくらあるか数えてくれないか?」などと聞いてきます。お金に関する質問は、関わらないほうが賢明だと思い、一切無視していると、すぐ離れる輩もいれば、しつこい人間もいましたが、駅係員のいる窓口のほうに足を向けると、サッと離れていきました。しかし、お金を数えてあげた後、足りないからお金をくれなどと言うつもりでしょうか、こちらが財布を出すタイミングを狙っているのでしょうか・・・海外では旅行者の親切心につけ込む人間が多いので、特に日本人は格好のターゲットなので、やたらと警戒しないにこしたことはありません。

イギリスでよく聞くのは、大都市の地下鉄や駅構内でのスリ、レストランやカフェでの置き引きなどです。別にこれらは、イギリスだけに限らず、他の国でもしょっちゅう聞きます。逆に、ひったくりや強盗といった類は、イギリスではあまり聞かないので、治安はむしろいいほうだなと感じています。

旅行中の貴重品は肌身離さず、が基本です。カバン類もしっかり身につけて離さなければ、未然に防げると思います。貴重品はもちろん、落し物や忘れ物がもう一度、自分の手元に戻ってくるのは日本ぐらいではないでしょうか。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。