友人との会話で使える一言英会話
「いつでも使える便利な挨拶」「週末のお誘い」「前向きになれる一言」「ストレスって英語で何て言うの?」など友達との会話で使える一言英会話を紹介します。

頑張っている友人へ〜言ってあげようこんな一言〜

2016/10/05

さて、皆さんいかがお過ごしでしょうか?学校に行っている私の友人は、テスト期間に突入し、毎日頭を抱えています。そんな時、何かしてあげたいけれど何もしてあげられない様な、歯がゆい気持ちになることがあります。失恋をした友人や、仕事が上手くいっていない友人に、せめて慰めの言葉を言ってあげられたらいいですよね。友人の言葉はいつでも一番の励みになる気がします。

今日の一言は、そんな時に使える、日本語で言う「頑張れ!」という一言を見ていきたいと思います。間違っても「ファイト!」なんて言ってしまわないようにしましょうね。皆さんが良く使う「ファイト!」という言葉をアメリカ人にかけたら大変です。fight は「闘う/喧嘩する」という意味になりますから、「頑張れ!」というニュアンスとはかけ離れてしまいますね。

それでは、何と言ったらいいのか、早速チェックしていきましょう。

A: I feel like I want to quit everything.(全てを止めてしまいたい気分だよ。)

B: Don't say that. Hang in there! (そんな事言わないで。頑張れよ!)

会話を見てお分かりの通り、「頑張れ!」は英語で、"Hang in there!" と表現します。前回ご紹介した表現でHang out がありますが、英語にはHangを使った表現が沢山ありますので、少しずつご紹介していきたいと思っています。

このHang in there という表現は、相手が究極にネガティブな気分の時、具合が悪くて今にも倒れてしまいそうな時、試合で負けそうな時など、今にも相手が脱落してしまいそうな状況の時に「頑張れ!」「諦めるな!」という感覚で使う一言です。

学校で習った「頑張れ」という表現にGood luck.という言い方がありましたが、これは全く使う感覚が異なります。Good luckは、もっと「何かに成功するといいですね。」という意味での、相手の幸運を祈る時に使う「頑張れ」という表現です。混乱させてしまわないように気をつけましょうね。

hangは、衣類を掛けるハンガーのhangのように、「吊るす/何かにぶら下がる」という意味が含まれています。ですので、Hang in thereという表現から、必死に何かにしがみ付く様なイメージが湧いてくるかと思います。そのような感覚がありますので「くじけるな」「ふんばれ!」「頑張れ!」この全ての意味を含んでいる表現だと思ってください。

元気の無い友人や、辛い境遇に負けそうになっている人に"Hang in there!" と、是非声をかけてみてくださいね。

関連記事
ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。