友人との会話で使える一言英会話
「いつでも使える便利な挨拶」「週末のお誘い」「前向きになれる一言」「ストレスって英語で何て言うの?」など友達との会話で使える一言英会話を紹介します。

「How are you?」 だけじゃない!?いつでも使える便利な挨拶

2016/09/26

カリフォルニアでは、春の一大イベントであるイースターも終わり、来る夏に向けて雰囲気もがらりと変わりました。水不足で干ばつが続いていたカリフォルニアですが、昨日ようやく雨が降り、嬉しい恵みに歓喜しました。そんな最中、テレビからは4月にもかかわらず日本で雪が降ったとの報道が流れ、驚きの連続でした。

今回からは、新しいトピックで『友人同士で使える一言英会話』をご紹介していきたいと思います。なかなか教科書には出てこないような、ネイティブが使うカジュアルな表現などを、どんどんご紹介していきたいと思いますので、皆さん是非チェックしてみてください。

今日は早速、私がよく使う表現をご紹介しますね。文頭でも私が使用した表現、"How's it going?" 皆さん、どんな意味だかご存知でしたか?

アメリカでは、How are you?と同じ様な意味で、このHow's it going? を使うんですよ。前にもお話したかもしれませんが、How are you? などの質問を「元気ですか?」と、直に捉えるのは完全に正しいとは言えません。下記を見てみましょう。

How are you doing?/ How are you? / How's it going?/ What's up? / How is everything?

これら全てが「調子どう?」という様な意味を含んでいますが、必ずしも「元気かどうか」 を尋ねている訳ではないのです。Good morningや、Helloの様な挨拶代わりに使うことも多いのです。日本でいう「お疲れさまです。」や「お世話様です。」の使い方を思い浮かべてください。別にその人にお世話になっている訳でもないのに、そういった社交辞令を使うシチュエーションがありますよね。仕事帰りに誰かに会ったら、口癖かの様に「お疲れ」と言ったり、休日に友人に会った時も「おつ〜。」なんて当たり前の様に言ったりしますよね。How's it going? や、What's up? などもその様な感覚で使うものだと思ってください。

反対に答え方ですが、Good, thanks. / Fine. / Doing good. / Not bad. と言ったり、同じように質問を投げかけてもいいですね。

教科書では、How are you? と聞かれたら、I am fine, thank you. And you? この様に形式張ったスタイルでしか教えてくれませんでした。それだけで覚えるのは、大変危険だと思います。ネイティブは、カジュアルな挨拶代わりにも使う表現だということを是非覚えておきましょう。

それでは皆さん、Have a great day!

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。