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京都・滋賀／「比叡山」に登ってみた。

2013/01/28

比叡山を囲む京都と滋賀の山々

比叡山は見どころが山全体にある

比叡山、というと、日本史の授業で習った最澄が天台宗を開いた総本山として知られています。

この比叡山に人生初めてやっと先日、登ってきました。叡山電鉄の出町柳駅から電車、そしてケーブルに乗り、途中から延暦寺まで歩きました。ケーブルの先にロープウェイもあるので、そちらを利用する人のほうが多かった、というより皆、ロープウェイのほうに行ってしまったので、歩く人はマニアック（？）と思っていたら、前から何人かが歩いてきてちょっとホッ。ただ、アップダウンはそれほど厳しくないですが、登山というほどでもなく少々運動不足だった身ではツライかも・・・・・

でも、この登山道、自然があふれていて、眼下に京都の町並みも眺めることができ、晴れていて季節がよければ最高にいいと思います。途中、野生の動物にも遭遇しました。ちょっとしたハイキングにオススメかもです。

この比叡山、山全体が「寺域」であり、東塔、西塔、横川の3エリアに分かれていて合わせて延暦寺、です。東塔には、延暦寺総本堂の根本中堂や大講堂など、西塔には、釈迦堂や修業体験ができる居土林研修道場など、横川は、慈覚大師円仁によって開かれて親鸞や日蓮などの名僧たちが修行に入った地です。すべて回ると1日がかり。横川までは今回さすがに行くことができませんでしたが、東塔と西塔は行きました。

真言宗の総本山である高野山には何度も足を運んだことがありますが、この延暦寺もさすが総本山なだけあって、荘厳な雰囲気とスケールの大きさを感じました。山の中にお堂などが点在しているので、ちょっと歩いて移動するのは大変だけどいい運動にはなりました。

ちなみに、帰りも同じルートをたどりましたが、バスで京都市内まで戻ったり、逆に滋賀の坂本方面に出たりするルートもあるそう。車でもアクセスできる比叡山、夏は涼しく冬は寒く、下界と違う季節感を感じるのもよいかもです。

天台宗総本山比叡山延暦寺

ライタープロフィール

AKIさん／女性／年齢：30代／大阪府在住、自己紹介：日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。