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京都/桜餅の元祖は嵐山にある

2013/01/17

「車折神社」は芸能上達で有名

「車折神社」は芸能上達で有名

桜餅の「元祖」を名乗る琴きき茶屋

桜餅の「元祖」を名乗る琴きき茶屋

嵐山から京福電車で2駅、車折(くるまざき)神社に着きました。この神社、境内にある芸能神社で有名。タレントや俳優、歌舞伎役者、映画スター、宝塚歌劇のスターら、芸事の上達を願う芸能人の名前が書かれた玉垣がズラリと並んでいるのにまず圧倒されました。自分が知っている、好きな芸能人を見つけた時はなんだかちょっとうれしかったです。

この芸能神社、天照大神が天の岩戸に隠れた時、岩戸の前で演舞が行われたことに由来し、芸能・芸術の祖神とされる天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀っています。芸能人の名前が書かれた玉垣、その数2000以上あるとか。ここは、京都でちょっと珍しいパワースポットといえそうです。

そして、この車折神社の門前名物が、あの桜餅。電車で2駅あるので今では門前名物とは厳密にはいえないような気がしますが、車折神社が桜の木が多くて別名「桜の宮」と呼ばれていること、昭和9年まで渡月橋北詰東側にあった琴きき橋が現在、この桜餅を提供する「琴きき茶屋」西隣の車折神社嵐山頓宮になっているのに関係あります。ちなみに、琴ききは、『平家物語』で源仲国が小督局を探していてこの橋の上で琴の音色を聞いたことから琴きき橋という名称がついた、とのこと。歴史を感じさせられました。

琴きき茶屋は、今でも渡月橋のそばにあります。大島桜の葉の中に真っ白な道明寺餅があり、こしあん入りとこしあんなしを販売しています。「元祖」と名乗るだけあり、今ではメジャーな桜餅のルーツはおそらくここ、じゃないかと思ってます。もちろん、桜餅はすごくおいしい。お土産に買って帰ってもよし、でも、イートインもできるので、温かい抹茶と一緒に食べてみたらすごくおいしかったです。年中、桜餅は食べることができて、嵐山に行く時は必ず食べます!

金運・良縁・厄除け・学芸の京都【車折神社】
本家櫻もち琴きき茶屋

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。