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京都/学問の神様・北野天満宮と「粟餅」

2012/12/18

北野天満宮の参道

北野天満宮の参道

北野天満宮の門前名物「粟餅」

北野天満宮の門前名物「粟餅」

高校生の時、初めて訪れた北野天満宮。目的はもちろん(?)大学受験の合格でした。そう、北野天満宮といえば、藤原道真をまつり、学問の神様としてあまりにも有名。受験シーズンは中学生、高校生の行列ができるほどの人気ぶりです。ちなみに、大学は第1志望ではなかったものの、第2志望の私立大学に現役で合格することができたので、北野天満宮ではしっかりご利益があったようです(笑)

さて、北野天満宮は、全国に約1万社ある"天神さん"の総本宮です。さらに、北野天満宮の境内には摂社・末社が50あまりあり、あらゆるご霊験がここにある、ともいわれています。あと、狛犬ならぬ狛牛が鎮座するのも、天神さんならでは。牛を触るとご利益があるといわれているだけあって、狛牛がなんだか一部分だけ磨り減ってます。また、梅の時期にも北野天満宮は有名ですから、すごく混雑します。

この北野天満宮を訪れる時、すごく楽しみなのが門前名物です。大きな鳥居をはさんで向かい側にあるお店「粟餅所 澤屋」で味わう「粟餅」は絶品だと自分的にすごく思ってます。

粟餅は、江戸時代から続く北野天満宮の名物。寛永15年(1638年)に発行されたという『毛吹草』の中で「山城名物北野粟餅」とすでに記載されていたほど歴史ある和菓子です。最初は、北野天満宮の境内で自作の粟をついて売っていたそうです。

ここの粟餅は、注文してから粟を千切りしてあんこを丸め、きな粉をまぶして提供してくれました。ビックリするほどやわらかく、歯でかめばかむほど粟の風味が口の中にすごく広がっていって本当においしい。あんこときなこが合わせて5個でお茶がついて店内で食べられますが、あっという間に平らげてしまいました。お持ち帰り用もあってお土産にもできますが、やはりできたてで食べるほうが断然おいしいと思いました。

最近すごく思う、「門前にうまいものあり」、北野天満宮も確実にその1つです。

北野天満宮
粟餅所・澤屋

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。