みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

イタリア/ジェノヴァ Attenzione…(注意したほうがいいよ)

2011/12/02

イタリア・ジェノバ 旧市街の路地

イタリア・ジェノバ 旧市街の路地

ジェノヴァの街はまるで迷路のよう。細い路地がいくつもあって、碁盤の目のように真っ直ぐではないので、歩いているとどこに出てくるかわからないことも多々ありました。それでも、ヴェネツィアよりは歩きやすいのではないと思います(注意:ヴェネツィアは地図があっても迷います)

夕方ふと、細い路地の中に教会を見つけました。教会は誰にでも開放されている場所なので、無料で入ることができますし、中には地元の人らしき年のいった男性、女性たちが座って祈りをささげていました。

ちなみに、イタリアはもちろんヨーロッパの教会は歴史があり、建物もとても立派です。キャミソールや短パンなどのラフすぎる格好だと入場拒否されることもあるようなので、くれぐれもご注意を。

さて、その教会を出て大通りに出ようとしたところ、ふと、街角に身体をかなりギリギリまで露出させた、明らかにイタリア人ではないスタイル抜群な化粧の濃い女性たちが立って、歩く男性に声を掛けているシーンに遭遇しました。一瞬、なんだろうと考えて「あっ!」を気づきました。そう、日本でも歓楽街で見かける売春婦たちです。

「これは本当にやばいぞ」と思い、小走りどころか早走りで駆け出しました。途中、おじさんが私に「Attenzione…(注意したほうがいいよ)」と声を掛けてくれたのをチラッと聞きました。無事になんとか大通りに戻った時、本当にホッとしました。

待ち歩きも一歩間違えると、危ない目に遭遇することもある。今回、たまたま無事に脱出できましたが、ちゃんと周りを見渡して歩かないとダメだなと痛感しました。

あと帰り、カルフールの前でも物乞いが座っていて、酔っ払ったイタリア人に声をかけられたことも。当然、足早に歩いて無視しましたが、イタリアは午後9時ごろまで夏だと明るいので要注意。8時、9時ごろになると地元の人が歩いているのもめっきり減りますから、よほどイタリアに慣れている以外は夜は出歩かないほうが無難だと思いました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。