みんなの五つ星旅行記
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イタリアの郵便局「日本行き」に注意

2011/11/20

イタリアの郵便局

イタリアの郵便局

イタリアから荷物を日本に送る、これは今回、初めてではありませんでした。しかし、ちょっとしたトラブルが窓口で発生!

ミラノ滞在中、先に日本におみやげなどを送ろうと、荷物を持って近くの郵便局へ。場所は、ホテルで聞いて「すぐそこにあるよ」と言われたものの、ない。もう一度、バールに入って聞くと「そこにあるんだけど・・・」と指差す方向に行くと、やっと見つけました。日本でいう"簡易郵便局"ほどの大きさだったからか、外から見ても本当に目立たない、大きな看板もない。

中に入ると、月曜日の午前中だからか、窓口に長蛇の列。なんとなく嫌な予感。窓口が2種類に分かれていて、「郵便」「預貯金・送金」と。しかも、それぞれ2つずつしか空いていない。

でも、並ぶしかないので郵便の方に並ぶと、早速、割り込むおばあさんが登場。すごくなまっているイタリア語だから、こちらは分からない。イタリア人も関わりたくないのか(?)注意すらせず、無関心。窓口では、仕方なく対応するスタッフ。そんな空気だから、おおかたの予想通り、窓口にたどり着くのに30分以上かかりました。

そして「日本に荷物を送りたいんだけど・・・」と言った途端、スタッフの顔色が急変。「えっ?日本!ダメよ、今は!」と、首を横に振る。送り先は大阪だし、海外からの荷物が受け取れないなんてニュースで聞いたことがないぞ・・・と思い、「行き先、大阪なんだけど。地震の震源地から遠い!」というと、やっと「あぁ、ちょっと待って」とパソコンでなにやら調べている。そして「宮城、岩手、福島・・・じゃなかったらOK」という結論。「でも、ちゃんと届かないかもしれないわよ、今、日本行きは」と念を押されました。

荷物を送る手順は、箱がなければ買って、窓口から渡せず、別の受け渡し専用扉があります(セキュリティ万全)。そして重さを測り、送る種類を選び(今回も航空エコノミー便=SAL便)、記入した送り状を貼って、お金を払ってOK。

ちなみに、郵便局の英語通じる度は低いので、ご注意を。もしイタリア語ができなかったら、周りの客に英語話せる人がいればラッキーです。

Poste Italiane(イタリア語)

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。