ドイツ旅行を楽しむ方法
「行っておくべき場所」「おすすめ観光スポット」「注意すること」「ドイツのグルメ」「ドイツの芸術」などベルリン在住のMIKIさんがドイツ旅行を楽しむ方法を紹介します。

週末の夜は終電なし?

2014/09/30

「ベルリンは酒飲みのための街だな。」とつくづく思います。週末の電車でそう思います。週末は終電がないのです。平日でもトラムとナイトバスは朝までやっていますが、週末になると「遊べ!外へ出ろ!」とでも言いたいかのように、Sバーン(S-Bahn)、Uバーン(U-Bahn)、ナイトバス(Nachtbus)、トラム(StraBenbahn)とすべての交通機関が朝まで動いています。これでは、夜遊びをするしかありません。

ベルリンには、10:00-3:00で使えるマンスリーチケット(Monats Karte)もあります。これは朝の10時から夜中の3時まで使えるチケットです。なぜ夜3時までなんだろう?と不思議に思います。きっと、夜出歩く人が多いからでしょう。ベルリンのお店は6時には閉まってしまいます。サラリーマンが残業をしても帰宅時間が10時を過ぎることはないし、夜勤の人は夜中3時より遅い時間に帰ってくるはずです。となると、このチケットはもしかしたら夜遊びをする人のためのチケットなのでしょうか?真相はわかりませんが、週末の朝3〜4時、ベルリンの電車内はパーティーから帰宅する人々でいっぱいです。

ふだん働いている人も、週末はパーティーを開いたり、お呼ばれしたり。積極的に予定をつくって、アクティブに過ごします。ホームパーティーや食事会をしたあとにバーで一杯やり、そのあとクラブへ行くのがベルリンのスタイルです。ベルリンにあるクラブはヨーロッパでも人気のようで、クラブで観光客らしき人々もたくさん見られます。

ベルリンを旅行するのなら、ナイトライフも楽しみたいものです。ヨーロッパからの観光客は、バーやクラブへ行く日は観光もそこそこにホテルへ戻り、シャワーを浴びて外出する身支度をします。女性は昼間着ていたジーパンやTシャツから、おしゃれなドレス姿へ大変身。お化粧も濃くなって見違えるようです。昼と夜の気合いの入れ方が違いますね。

ヨーロッパでは、夜中や午前中にお酒の販売を禁止している国もあります。ドイツはお店がやっているうちは、キオスクでいつでもお酒が買えます。外で飲むのも特に問題はありません。西洋の国々では路上や駅構内での飲酒が違法なところもあるようです。そのため、ベルリンに来た観光客はお酒を大いに楽しんでいます。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。