ドイツ旅行を楽しむ方法: 「行っておくべき場所」「おすすめ観光スポット」「注意すること」「ドイツのグルメ」「ドイツの芸術」などベルリン在住のMIKIさんがドイツ旅行を楽しむ方法を紹介します。

リヒテンベルクは要注意？

2014/08/25

ベルリンのリヒテンベルクに行く時には注意しましょう。リヒテンベルクはベルリンの東にある地区の名前です。

リヒテンベルクは外国人にとって少し危険な地区です。このエリアにはネオナチが多く住んでいます。ネオナチは外国人排斥などを強くうたっているので、私達アジア人は目をつけられると危険です。ただ、日本人なので、いざとなったら「私は日本人である！」ということを訴えればもしかしたら難を逃れることもできるかもしれません。わかりやすい人はスキンヘッドで大日本帝国の国旗のワッペンが胸や背中についたジャケットを着ています。そういった人には近づかないようにしましょう。

私はリヒテンベルクにちょっと住んでいた時期があります。このエリアにネオナチが多いということを決定付けたのが、YAKUZAという名前のネオナチグッズが売っているショップがあったことでした。

ドイツ人はよくデモをやります。ネオナチとパンクスがデモで戦うこともしばしば。そんな時には、巻き込まれないように東ベルリンには近づかないことです。普段はそこまで危険ではありませんが、デモをしている時には彼等は興奮して殺気だっているので、見境がありません。こういった日は1人で外を出歩かないようにしましょう。ドイツ人と一緒に行動していればまず安全です。日本人でかたまっていたり、他の外国人と一緒でも標的になってしまう可能性があります。

あきらかに「ネオナチ」に見える人々もいますが、そうでない人もいます。ドイツ人は、雰囲気や服装、持っている車などでネオナチかそうでないか判断できるようですが、見分けるのは難しいです。リヒテンベルクには移民も多いので、トラブルもよくあるようです。この地区には秘密警察博物館や、一般公開されている政治犯の刑務所もあるので観光客もいます。

ドイツはとっても安全な国です。治安も世界的に見ても良いほうですが、危険性もあるので、気を抜かず旅行を楽しんでください。

ライタープロフィール

MIKIさん／女性／年齢：20代／ベルリン在住／海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。