横浜ってどんなところ?
「横浜について」「横浜中華街の楽しみ方」「コスモワールド」「新横浜ラーメン博物館」「よこはま動物園ズーラシア」など横浜の魅力を紹介します。

結論ー横浜市民はやっぱりカッコいい

2020/03/23

横浜に住んでいた頃に私が一番わずらしさを感じたのが、実はゴミ出しの仕方でした。厳しさはそれぞれの町内会で多少違ったとは思うのですが、私が住んでいた地区にはやや厳しい町内会の人がいて、きちんと分別しないと返されるというような経験を何度かしたものです…。当時はどの自治体も今と比べるとゆるめの分別方法だったと思うのですが、横浜市は当時からゴミ削減にコツコツと取り組んでいたように思います。街を歩けばそこかしこにG30の文字。住んでいた年代がバレそうですが、これは横浜市が取り組んでいたゴミ排出量を30%削減するという政策のキャッチフレーズです。ですがこのG30のキャッチフレーズ、実はすごい効果だったのではないかと思います。

横浜は実際に住んでいた私が感じるくらいキレイな街です。景色云々の話ではなく、街にゴミが落ちていない=清潔という意味のキレイ。誰もが知る観光地はもちろん、普通の住宅街、繁華街にあるコンビニのゴミ箱に至るまでとてもキレイに保たれている印象です。私が横浜の次に住んだ土地が東京都大田区の蒲田だったのですが、蒲田は何というか…あまり多くは言わないでおきます…(蒲田関係者の方すみません)。とにかく別の土地に住んでみると、横浜はとても清潔な街だったんだなぁというのを実感しました。

横浜から蒲田へ引っ越して現在は町田市に住んでいる私ですが、現在の横浜のゴミに対する取り組みはどうなっているのか?と思い調べてみたところ、私が住んでいた数年前よりも数段パワーアップしていました。現在のキャッチフレーズは、「横浜らしく、かっこよく、もったいないを楽しもう」だそうです。この「横浜らしく」という言葉に市民のプライドの高さが表れている気がしませんか?数年前にG30を掲げて市民全体で取り組み、その結果が今に繋がって「横浜らしく」という言葉が生まれたんだと思えるキャッチフレーズです。

1つの街をいつでも清潔に保つというのは小さな街でも難しいもの。まして横浜という大きな街ではなおのことです。横浜は派手な観光地化だけにとらわれるのではなく、キレイな街を保つという一見地味なことにもみんなで取り組む、とてもカッコいい人たちがたくさん住んでいる街だと思います。

関連記事
ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。