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青森の美味しい「汁」

2019/11/01

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青森といえばやはり雪国というイメージが強いもの。そのイメージ通り冬には雪が積もり、氷点下の気温の毎日が続きます。そんな気候のせいか、青森の美味しいものというと「汁」が付く温かい食べ物が多いように思います。南部地方のせんべい汁などはB-1グランプリの金賞を獲ったことがあるのでご存知の方も多いですよね。今回はそんな青森の美味しい「汁」をご紹介したいと思います。

◯けの汁はふるさとの味
青森で一般的に作られている家庭料理、けの汁。名前の由来は「粥の汁」が訛ったものと言われています。その名の通り、根菜やこんにゃく、ふきやわらびなどの山菜を細かく細かく刻んで煮込み、味噌や醤油などで味付けした料理。まるで野菜のお粥のような食べ物です。入れる具材は各家庭それぞれで、高野豆腐や油揚げが入る家庭もあります。汁気の多さもそれぞれで、私のおばさんが作ってくれるものはどちらかというと汁気が少なめで煮物のようなけの汁。他の家庭ではみそ汁のように汁気が多いものもあります。一度ひどい風邪を引いた時偶然にも青森から宅配便が届き、中におばさんお手製のけの汁が入っていた時には生き返る思いがしたものです。栄養満点体もポカポカ、青森の冬には欠かせない食べ物です。

◯魚の旨味たっぷり!じゃっぱ汁
じゃっぱ汁とは魚のアラが入ったみそ汁のこと。使われる魚のアラは主に鱈のものが多く、頭や内臓を入れて大根やネギと一緒に煮込んで作ります。三平汁の鱈バージョンと言えば想像がつきやすいかもしれません。鱈の身が付いた骨も入っているので、魚の旨味がよく出て応えらない美味しさ。鱈の身の方も入れて大きな鍋で作り、鍋物風にして大勢で食べることもあります。また家庭によって塩味のじゃっぱ汁もあり、みそ味とはまた違った上品な味です。じゃっぱとは雑把が訛った言葉のようですが、「魚のくず」「魚のいらない部分」という意味で使われています。じゃっぱ汁という名前自体も津軽の雰囲気が漂っていて、ごく当たり前に食べられている津軽の家庭料理です。

津軽の美味しい汁物たち。青森の冬の寒さを経験したらぜひ食べてみてください。雪国ならではの体が温まる工夫に満ちていて、身も心もポカポカになること間違いなしです。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。

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