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紫色の名産地・青森

2019/10/10

なぞなぞみたいなタイトルになってしまいましたが、これはれっきとした事実。青森は紫色の果物の名産地です。紫色の食べ物が何か…りんごは赤いしにんにくは白いし。…本当になぞなぞになってしまいましたね。正解は「ぶどう」と「カシス」と「ブルーベリー」。この3つの紫色の果物は全国に誇れる青森の名産品なんです。

まずぶどうですが、青森で穫れるぶどうは「スチューベン」という品種です。通常ぶどうといえば秋の味覚ですが、青森では他のぶどうの旬が過ぎた頃にスチューベンの時期がやってきます。もともとあったりんごの貯蔵技術を使い、専用の施設で貯蔵しているので冬にも美味しく食べられるんです。そして生産量はなんと日本一。甘くてポリフェノールたっぷりのスチューベンは、りんごとともに全国に誇れる果物です。そのままいただくのはもちろん、アイスやお菓子などのお土産品も豊富にそろっています。

そしてカシス。リキュールに使われる果物として有名ですが、青森はこれも日本で一番の生産地です。青森はご存知の通り涼しい気候で、カシスはこの環境を最大限に生かして栽培されています。できるだけ低農薬で作る青森のカシス。リキュールはもちろんジュースやお菓子、変わり種でいくとカシス入りカレーまでたくさんの加工品が販売されています。

最後はブルーベリーですが、こちらは栽培面積が日本で9位。なんだ9位かと思うかもしれませんが、青森のブルーベリーは粒が大きめで酸味と甘みのバランスが最高なんです。しかもブルーベリーは鮮度保つのが難しく、生で食べる場合は収穫から3日以内が原則なんだそう。旬も短いので、ちょっとしたレア感があります。青森に行ったらぜひブルーベリー狩りして、獲れたての大粒ブルーベリーを味わってみてはいかがでしょうか。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。