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地元民おすすめ青森土産・おつまみ編
2019/10/30
私が青森に住んでいたのは高校生までだったので、当時はお酒のおつまみにはもちろん無縁。でも田舎だけあって酒豪の親戚が多く、小さい頃から酒の肴が常に身近にありました。今となっては私も立派な酒好きの1人なんですが、青森には大人になった今だからこそお酒と共に楽しみたいと思う食べ物がいっぱいあります。
◯大切な人へのお土産に「陸奥湾産干し貝柱」
干し貝柱といえば高級中華食材のひとつ。戻して料理に使ったりすると良いダシが出て美味しいのは皆さん知っての通り。その干し貝柱を私は陸奥湾産をそのままお酒のアテに食べるのが大好きなんです。青森・陸奥湾産の干し貝柱はとにかく粒が大きくて、噛めば噛むほど味が出て飲み込んでしまうのがもったいないほど。…なんて偉そうに書いていますが、陸奥湾産はとても高級。おつまみ用に売っている、粒が小さめの物でも10粒1000円以上します。なんと一粒100円以上!おいそれと買えるものではありません。なので私はだいぶ安いフレーク状になったものをよく買います。フレーク状といっても貝柱が割れてしまったものを集めたものなので味はまったく変わりません。これを大切に大切に食べながらお酒を飲むのが、私の至福の時間です。
◯私が世界一好きな乾物「かんかい」
かんかいという魚を知っていますか?青森でも酒飲みが集まる家じゃないと、なかなか食べる機会がないかもしれません。この記事を書くにあたって調べてみたところ、「こまい」という魚みたいです。こまいは都内でもスーパーでもたまに見かけますが、乾物になった「かんかい」は一度も見たことがありません。まさに青森の味。このかんかいはとてもとても硬く、食べる時は金づちで叩いて開きます。まれに開いているものも売っていますが、美味しさが違うと思うのは私だけでしょうか。こうして叩いて開いたものを、今度は手でほぐして皮を向いてようやく食べられます。そのまま食べても塩気があって美味しいですが、私のお気に入りはマヨネーズと醤油、七味唐辛子に付けて食べる食べ方。人によっては生卵に醤油を垂らしたものにつけて食べます。東京ではまず手に入らない青森の味。お酒好きの人にはもってこいのお土産です。
青森は地酒も美味しい土地。その青森に美味しいおつまみがないわけがありません。寒い冬が長い土地だからこそできる、美味しい青森の乾物をぜひ味わってみませんか?
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李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。