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太古の人間の営みを肌で感じる三内丸山遺跡

2019/10/21

青森といえば、今や三内丸山遺跡の名前を挙げる人もたくさんいると思います。私が青森に住み始めた頃は、まだ本格的な発掘調査も始まっていない頃でした。近くを通りかかればだだっ広い土の空き地で、人もまばら。新しい県営球場ができるらしいという話で、工事現場のような雰囲気でした。ただ振り返ってみると、そこが大昔の遺跡だということは子供ながらに知っていたので、さすが江戸時代から知られている遺跡だけあるなぁと今になって思います。当時は空き地の横のけもの道のようなところも自由に歩けたので、幾重にも層になっている土を触ってみたり、土器のかけらかと思われる物が落ちていたりというものを間近で見られたのはとても貴重だったと思います。

本格的な発掘調査が行われ始めたのが今から約20年以上前のこと。そこから長い長い調査期間を経て、遺跡公園として整備され2000年には国の特別史跡に指定されました。その後新幹線の発着駅がこの三内丸山遺跡のすぐそばにでき、駅からも整備された遺跡が見られるようになりました。通常遺跡公園などは辺鄙な場所にあることが多いですが、三内丸山遺跡は新幹線の駅のすぐそば。このアクセスの良さは、多くの人に三内丸山遺跡を知ってもらうになったきっかけでもあると思います。

さて、三内丸山遺跡へ行ったらぜひ体験工房へ行ってみてください。土偶作りやまが玉作り、火おこし体験などができます。しかも団体さん以外は予約も要らず、料金は400円程度。一番高い再生琥珀ペンダント作りでも1570円とリーズナブルなんですよ。特に火起こし体験はおすすめ。火を起こす大変さを身をもって感じて、大昔の人々の生活を体験すると同時に現代社会のありがたみを感じることができます。

だだっ広いだけの空き地だった場所は今では芝生が植えられ、三内丸山遺跡の代名詞でもある「6本柱のやぐら」再現されて、縄文の文化に触れられる立派な公園になりました。土器や土偶などの展示物も充実していて勉強になるのはもちろんですが、広場で風を感じるだけでついゆったりと縄文時代へと思いを馳せてしまう。三内丸山遺跡はそんな素敵な場所です。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。