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香港/灣仔エリアで歴史建築の街歩き
2011/07/10
「藍屋」(ブルーハウス)
香港で楽しい街歩き。もし香港島で街を歩くなら、灣仔エリアがおススメ。灣仔は、英国統治時代を経て、東西、そして新旧が入り混じった街並みが残っていると聞き、今回、このエリアにあるホテルに泊まったほどです。
灣仔は現在、再開発中。新たな高層ビルが次々と建てられていました。一方で、古い廟をはじめ、20世紀初めに建てられたショップやハウスなどを修復して保存、そして文化財として残す取り組みがあるのだとか。特に、皇后大道東(Queen's Rd.East)の周辺に固まっていて、ここは香港が英国の植民地になって最初に造られたという通りだそう。
まず、街を歩くのに灣仔に昔からある、海の女神・天后をまつる「北帝廟」からスタート。
次に向かったのは「藍屋」「黄屋」と呼ばれる建物。本当に壁一面が青、そして黄でひと目でわかりました。この中にあるこのエリアの生活文化を紹介する「灣仔民間生活館」があって、また、窓枠のアーチや鉄格子などに西洋建築が取り入れられているのもなかなか見ごたえありました。
そして、大通りを歩いていると、白壁の歴史建造物が登場。これは以前、郵便局だった建物で中に入るとエコロジーやリサイクルに関する資料館になっていました。外観だけでもとてもステキでした。
また、交加街あたりには路上市場がズラリ。そして、大通りに戻ると、ビルの中に中国風の建築物を発見。これは「洪聖廟」といって、漁民の守り神をまつっているそうな。さっきの北帝廟といい、海がらみが多いのは、実はこの辺りは以前、海岸だったとか。なるほど、ここまで埋め立てられたわけか・・・と、歩きながら気づきました。
さらに、香港の富豪が建てたというレンガの邸宅跡も。ここはちょっと坂の上にあるので、階段がなかなかきつく、膝がかなり辛かったけど「レッドハウス」と呼ばれるにふさわしい威厳ある建築物だったので、行ってみて大正解。石塀には「岸船街」とも・・・
ともあれ、グルっと灣仔を歩いてわかったことが、昔、港町だったということ。だいぶ埋め立てられているけれども、古き良き時代の雰囲気がチラッと味わえてなかなかいいものでした。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。