みんなの五つ星旅行記
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香港/チープな買い物 「女人街」で値切ってみた

2011/07/07

値切り天国 女人街

値切り天国 女人街

香港は物価が安くて値切って買う・・・というイメージがあるかと思います。ただ実際のところ、中国に返還されてから、香港の物価がどんどん上がっていて"値切り天国"といわれた香港のイメージとはいまや程遠く、ある商品の場合「日本のほうが安いじゃん!」と先日、10年ぶりに訪れた香港で"痛感"しました。

ただ、香港で最も値切りスポットとして知られる「女人街」は、今でも健在です。昔は女人街といえば、女性ものの服や靴、下着や財布などの小物、カバンといったようなものがメインでした。そして現在はというと、実際に歩いてみると、女人街も様変わりしているようで、iPhoneやiPadのケース、携帯電話のストラップ、ぬいぐるみなどがよく目につきました。

その中でたまたま歩いていた目についたぬいぐるみ、「トイ・ストーリー」のものだったのですが、子どもの土産にはピッタリかなと思い、そのお店の店主に声をかけて値段を聞いてみると中ぐらいの大きさで「2個で50香港ドル(約530円)」とのこと。

そして、心の中で「日本より安い」と思いつつも「もう少し安くならない?例えば、30香港ドルぐらいに・・・」と声をかけると、「ダメダメ」と最初はしかめっつらをされたものの、「じゃあ・・・」と帰りかけたら「待って待って、45(香港ドル)でどう?」と止められました。

でもここでもまだちょっと粘ってみました「うーん、もうちょっと安ければね」なんて悩む風に見せかけていると「OKOK、じゃあ40(香港ドル)で。これ以上は絶対に無理!」なんて念を押されて「40香港ドル、約425円、ま、いいか」と思って、中ぐらいのぬいぐるみを2個も、しかも425円で(!)手に入れたのでした。

たまたまいい買い物をしたかもしれません。実は他の店舗で見かけたのが「値切り禁止」の張り紙。買うのに値切る、というスタイルがなくなってきているのかも・・・とちょっと感じました。また、女人街は観光地となっているので、他のマーケットのほうが値切れる、という噂も耳にしたことがあります。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。