教えて！オーストラリアの魅力: 長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

シドニーにある珍しい料理専門店とは？

2010/09/23

シドニーには、中華料理レストランの他にも、タイ料理や韓国料理、ベトナム料理にレバノン料理、インドネシア料理にインド料理、イタリア料理にフランス料理、アフリカ料理に日本料理などなどさまざまな国のレストランが存在しているのですが、「ベジタリアン料理」と呼ばれるレストランも多く存在しています。このベジタリアンというのは、野菜（ベジタブル）を中心に豆腐などの豆類、フルーツ類、穀物や麺類などの食材を主に食べ、お肉や魚類などの動物性食材類を一切食べない人のことを言います。

ベジタリアンである人と言うのは、お肉や魚などが嫌いだからという好き嫌いで食べないのではなく、健康のために食べない人、宗教上に食べられない人、心身を健全に保つために食べないと決めている人、動物愛護家で食べないようにしている人などさまざまな思いを持たれている人が多く、何と！インド人の３０％以上はベジタリアンなんだそうです。（これは宗教上食べれないようで、インドのマクドナルドのメニューの半分がベジタリアン用だとか・・・）

日本にはベジタリアンと言う言葉はそんなに馴染みがありませんが、ベジタリアンは日本語では菜食主義者と呼ばれているようで、考えて見れば精進料理のようなものですよね。ベジタリアンと聞いた時、いかにもか細くて弱々しい人ばかりなんだろうな～というイメージが私にはあったのですが、私の友人であるオージー（男性・体がごっつい・坊主・サングラスをかけなくてもマフィアっぽい）が、ベジタリアンと聞いた時はかなり驚いたものです。

彼がおすすめするベジタリアン料理レストランは、シドニー市内（ピットストリート・Pitt Street）にあるのですが、「Mother Chu's Vegetarian Kitchen」というお店。中華料理をベースに野菜や豆腐を中心としたメニューがたくさんあるのですが、いや～！お肉や魚が入ってなくてもとっても美味しいもので、本当にあなたベジタリアンなの？！って尋ねたくなるような厳ついオージーのお客さんや、健康のためにとベジタリアンではない、アジア人のお客さんなどがいっぱいいました。

ベジタリアンの発祥地はもともとイギリスだったらしく、そのせいか（オーストラリアは元々はイギリスの植民地だったので）シドニーには、こうしたベジタリアン専用のレストランも数多くあれば、ベジタリアンのためのメニューがいくつか入れ込まれてあるレストランがシドニーには数多くあり、料理の味は全く違うものなのですが、野菜だけを使ったさまざまの国の料理を食べれるというのはきっと移民が集結しているシドニーだけではないかと私は思っています。

滞在期間：オーストラリア在住5年（2000年～2004年）

ライタープロフィール

Liccaさん／女性／年齢：30代／現在は中国在住／ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その２年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球！いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉：「出合いのよろこび」