教えて!オーストラリアの魅力
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

竜宮城が海の中に実際に存在している?!〜ケアンズ

2010/07/24

いよいよこの日がやって来たァ〜!!ケアンズのグレートバリアリーフでスキューバーダイビングをする日が。天候は眩し過ぎるほど晴天で、波もなくまさにダイビング日和。ケアンズからクルーズ船に乗り約1時間で人口の浮島に着き、まずは、試しにシュノーケルを付けて顔だけ水面につけてみたのですが、すごい!素晴らしい!いろんな色をしたカラフルな熱帯魚や、尾ひれがピカピカ輝いている小魚、キレイで今まで見たことがない珊瑚、まるで動く絵を見ているようで、瞬きするのがもったいないくらい。

この感動したままの興奮状態で潜るとどうなるんだろう?水中でゲボゲボなってしまわないようにしないと・・・早速潜る準備をし、説明を聞き、ダイビングのライセンス取得した時にも習った水中でのジェスチャーを軽くおさらいし、いざ出発!「ザッブ〜ン」うわァ〜キレイ〜!!あやうく言葉を発しそうになるが危ない危ない。ゲボゲボになってしまうところでした。一人では何かと不安だったので友人と手をつないでインストラクターの方の後を付いて行くが、なぜか友人が浮き気味。もっと下に来いっと親指をブーイングするみたいに下にジェスチャーするが、どんどん上に浮いていってるではないか。

ここで手を離すと友情にひびが入るっちゃ困るので、私は仕方なく友人に付いて行くしかなく海底まで結局行くことができませんでした。他の友人はエイ(かなり危険)を見たりしたそうで、その浮いてしまった私の友人は体重に対しスキューバータンクが軽すぎたのが原因だったようです。それでもたくさんの魚(多分アジの魚だったと思う)の群れを目の前で見ることができたし、魚と一緒に泳げて大満足でした。

それから休憩をした後、また再びシュノーケルを付けて決められた範囲以内を泳ぎながら見て回ったのですが、これ見たら人生観変わるような気がします。浦島太郎の出てくる竜宮城が実際に海の中に存在しているようで、ひと時の間、自分が人間であるということを忘れさせてくれるような感覚を覚えました。これを見て、絶対に海は汚してはならないと思ったし、この自然を絶対に人間の手守らなくてはならないなどと珍しくもそんな事を考えてしまいました。

滞在期間:オーストラリア在住5年(2000年〜2004年)

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」