教えて!オーストラリアの魅力
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

キャンベラでハプニング

2010/07/08

キャンベラには3日間滞在したのですが、その3日目の朝消防車のサイレンの音で起こされました。消防車が我々が泊まっているホテルの近くに止まったことは何となく分かったのですが、それがまさか我々のホテルで、しかも連れである友人が起こしてしまったトラブルだとは気づくはずもなく・・・部屋で茶を飲んでいると電話が鳴り、それは友人からですぐに部屋に来てくれと言う。すぐに行ってみると、消防隊員とホテルのスタッフらしき人達が友人の部屋の前にいるではないか。

何でも、友人がシャワーを浴びた後、換気扇を回さずにドライヤーを使ったため、火災報知器センサーがモクモクと出ている水蒸気に反応してしまい、消防車が来てしまったといった事態になってしまったのだ。とにかく謝るしかない我々であるが、何もなかったということで一件落着。旅にはハプニングはつきものである。

さて、気を取り直してオーストラリアの国会議事堂へ。ちなみに英語では、パーラメントハウスと言うのですが、丘にそびえ建っている国会議事堂は、近代的なデザインとなっており入ってみると、館内はびっくり仰天!転げそうになるくらいキレイで、大理石で出来た立派な大きな柱が立ち並んでいるし、とても国会議事堂とは思えない。しかも議事堂内は一般公開されていて、上院と下院の会議場にも入って見ることができますし、写真を撮ることもできます。(実際に議会が開かれている場合は見学することもできます)屋上には展望台があり、オーストラリアの国旗が空高くなびいており、ここからの街の景色は最高な眺め!

また、その正面にある戦争記念館にも行ってきました。オーストラリアの戦死者のために建てられたもので、入口付近にある追悼場には記念碑があり、ここにはオーストラリアが携わった戦争についての資料類や遺品などがたくさん展示されています。当然、シドニー湾を攻撃した第二次世界大戦の時の日本軍についても触れられていました。

他にもまだまだ見所がいっぱいつまったキャンベラなのですが、これらのほとんどが無料で入ることができるのも、オーストラリアの首都であるキャンベラの魅力ではないでしょうか。とは言えども、連邦政府の機関ばかりが集まっているキャンベラには、オーストラリア人には退屈だと映っているようで、行くのは海外からの旅行客がほとんどだそうです。

滞在期間:オーストラリア在住5年(2000年〜2004年)

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」