教えて!オーストラリアの魅力
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

シドニーで実際に体験した怖い話

2010/09/17

キングスクロスの中心にあるエルアラメインの噴水

キングスクロスの中心にあるエルアラメインの噴水

シドニーの治安は比較的に良い街である。っとよく言われていますが、まさにその通りで、昼間はもちろんのこと、シドニー市内であれば、夜遅くに一人で歩いたとしても(私もショッチュウお酒を飲みすぎて千鳥足になりながら帰っていました)問題はないかと思います。ですが、人気のない所(例えば公園や人通りの少ない裏道)や、アボリジニが多いレッド・ファーンや、キングス・クロス(Kings Cross)という街での一人歩きはおすすめいたしません。

以前、キングス・クロス(略してキンクロと日本人の間では呼ばれています)に住んでいたことがあるのですが、ここがストリップやディスコなどナイトクラブが立ち並ぶ繁華街であると言うことを知ったのは住んだ後のことで、ある日朝早く牛乳を買いに行こうと外に出ると、何と!そこに人(男)が倒れているではないか!しかもその近くには注射器らしきものが・・・多分力尽きてかここで寝ているのであろうが、その人をまたがないことには牛乳を買いに行けないのである。

またいでいる途中に目でも覚められたら怖いし、でも牛乳がないと朝食であるコーンフレークが食べれないし、ん・・・っと考えていると、倒れている人の連れらしき人がどこからか現れひょいっと担いで行かれましたが、こ・怖いよ〜!そして、牛乳を買いに行こうとパブの前を通ると、朝っぱらから飲んでいる人の姿が・・・(時刻7時前)それとも昨日から夜通しで飲んでいるのか?!

またある晩、仕事が終わり地下鉄に乗ってキングス・クロス駅で降りると、頭から血を流した男が私に何か言いながら近寄ってくるではないか!当時英語が話せなかった私は、一生懸命話を聞こうとするが、全く何言っているのかわからず、「ウェイト!!」(待ってて)っと「ヘルプ〜!ヘルプ〜ミィ〜!」っと叫びながら駅員さんを呼びに行ったのですが、私が無我夢中で走りながら助けて〜!と連続で叫んでいたせいか、駅員さんはどうやら私がその男に何かされたと思い、その男を羽交い絞めにしたのである。

「そ・そうじゃなくて・・・彼を助けて・・・あげて・・・下さい・・・」っとたどたどしい英語で言うが、「アーユーOK?」(大丈夫だったか?)っと、なかなか分かってくれない・・・結局その男性はどこかへ連れて行かれてしまったのですが、こんな事もありますのでやはりキングス・クロスでの一人歩きはやめておきましょう。

滞在期間:オーストラリア在住5年(2000年〜2004年)

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」