教えて!オーストラリアの魅力
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

日本人にやっかいなVB〜メルボルン

2010/08/03

メルボルン:海沿いをずっと走るグレート・オーシャン・ロード

メルボルン:海沿いをずっと走るグレート・オーシャン・ロード

メルボルンに着いてびっくりしたのが寒い!ということ。確か12月に行ったと記憶しているが、シドニーだと夏真っ盛りで、そろそろサンタクロースがサーフィンを始めだす頃。オーストラリア大陸のビクトリア州(南側)に位置するメルボルンの冬期は、雪が降るまではいかないがオーストラリアの中で最も寒い都市と言われており、夏だというのにその寒さは思った以上に寒くて、朝と晩はかなり冷え込みます。(10度前後寒くなった時もありました)その代わりといっては何ですが、サマータイムもあって夜の9時頃まで空が明るいです。

着いてまずすることと言ったら・・・ビールでしょ!行った土地の地ビールを飲むことも、ビール好きの私にとっては旅の楽しみの一つでもあります。オーストラリアで1番有名でみんなに愛されているビールは、「ビクトリア・ビター」と言うビールで、英語で書くとVictoria Bitterなので頭文字を取ってみんな「VB」と呼んでいます。しかし、この「VB」がくせもので、普通に「ブイ(V)ビー(B)1杯下さいな」っと言うと、「ハァ〜ン??」っと言われてしまう。ちゃんと前歯を下唇につけて「ヴイ(V)ビィー(B)」っと発音しないと通じなかったりするので我々日本人にはやっかいである。

メルボルンには、「メルボルン・ビター」というビールがあります。VBを飲みなれているせいか、そこまでビターさ(苦味)を感じませんでしたが、まぁ、味どうのこのよりも(本当は味なんか分かっちゃいない)地ビールが飲めた喜びに酔いしれる私でありました。はて、ビクトリア・ビターが「VB」ならば、メルボルン・ビターは「MB」で通じるのかと、パブのスタッフに試しに「エム(M)ビー(B)一杯下さいな」っと言うと、「ハァ〜ン??」っとさっきと全く同じリアクションをされ、後ろで爆笑する私の友人・・・きっと可笑しな人だと思われたことでしょう。

そんなこんなで夜はふけ、街中を歩いていると、トラムを発見!トラムって言うのはチンチン電車のことで、要は路面を走る電車のこと。ショッピングセンター付近には歩行者天国みたいなモールがあるし、建物は古いし、何だか日本の60年代?70年代?の姿を思い出させてくれる趣きのある街です。

滞在期間:オーストラリア在住5年(2000年〜2004年)

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」