ニュージーランドってどんな所?
ニュージーランド在住の山下さんが住んでいる視点でニュージーランドの魅力を紹介します。

海外で働きたい!

2011/01/28

ニュージーランドで仕事をしたいという場合、どうやって探せばよいのでしょう?これは日本での就職活動と大して違わず、ローカル新聞、町の掲示板、お店の「スタッフ募集」の張り紙を見つけるのがごく一般的です。最近ではネットの求人情報も多くなっているので、海外にいながらにして仕事を見つけることも可能かもしれません。

そのほかには、「仕事探してます」と新聞や掲示板に出して、自分から売り込む方法もあります。特技やできることを記載しておけば、連絡がくることもあります。

そのほかに、金銭は受け取らず、労働と引き換えに住居と食事をもらうという働き方もあります。特にニュージーランドではwoofと呼ばれる酪農業関係への住み込み労働が盛んに行われており、その気にならば一定期間牧場や農園に滞在して、ニュージーランドらしい生活を満喫することが可能です。

それ以外にも、オーペアと呼ばれる、家事・育児と住居・食事の交換もあります。子供の面倒を見て、おうちの掃除や食事を作ることでただで宿泊できるというわけです。

なお、仕事を見つける際には履歴書が必要になります。これは特に形式は決まっておらず、うまく自己アピールするように工夫すればよいでしょう。そして、ニュージーランドで働くために絶対に必要なのがIRDナンバーと呼ばれる番号です。これによって、納税が管理されているので、仕事を開始する時には求められます。

この番号を取得するにはIRDオフィスに直接出向くほか、インターネットでも申請できるので早めに得るようにしておくとよいでしょう。

参考までに、2010年4月時点でのニュージーランドの現在の最低賃金は時給12.75ドル(890円くらい)、40時間働けば週給510ドル(35000円くらい)です。大企業でない限り、毎週現金か小切手で手渡されることが多いでしょう。ただ、税率が高く、前述の金額から20%程度差し引かれた額が手取りになるのであしからず。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。