ニュージーランドってどんな所?
ニュージーランド在住の山下さんが住んでいる視点でニュージーランドの魅力を紹介します。

ニュージーランドなら長期滞在できる・・・かも?

2011/01/21

海外で、短期の旅行ではなく、長く住んでみたい!そんな願いは、ニュージーランドであれば意外と簡単に叶えられるかもしれません。

まず、長く滞在するためには、何よりもビザなりパーミットなりが必要になります。けれど、日本のパスポートを持っている場合、ニュージーランドなら、それだけで3カ月はビザ不要で滞在できるのです。帰りの航空券や宿泊場所、場合にはよっては所持金額を確認されます(一文なしではさすがにスタンプは押してくれませんが・・・)が、基本的に気軽に入国できるのです。ずいぶんハードルが低くなったでしょ?明日にでも出発できそう?つまり、ニュージーランドの冬の間だけとか夏の間だけなどの長期滞在はいとも簡単に実現可能なのです。

3カ月以上の訪問である場合は、ビザの申請が必要になりますが、1カ月1000ドル程度(為替レートや物価によってコロコロ変わるので、実際の額は調べないといけませんが)の生活費として計算し、持っている貯金額に見合った滞在日数のビザを発行してくれます。

ただし、これらのビザは観光とかのんびりするためのもので、お仕事をしたい場合には使えません。では、仕事したり勉強したり、現地にすっかり溶け込んで暮らしてみたい場合はどうすればよいのでしょう?

多くの外国では雇用主を見つけて就労ビザを申請してからでないと、その国で働くことは困難です。けれど、ニュージーランドはワーキングホリデービザというものを発行しているので、雇い主を決めずに入国して、そこで就職活動をすることができます。これは、1年間の就労可能ビザなのです。

ただし、制限があり、18歳以上30歳以下の若者にだけ与えられた特権で、それ以上の人には適用されませんので、あしからず。以前はビザ申請に残高証明などが必要でしたが、現在はそれもなく、若者というだけで簡単に長期滞在できてしまう手段といえるでしょう。

また、1年のつもりでワーキングホリデービザで入国した後、雇用主が見つかって2年3年と長期滞在になる人もたくさんいます。自分で事業を始めたり、結婚して永住するようなことになる場合もよくあります。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。