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ボゴタ1日観光のおすすめルート

2018/06/25

ボリバル広場

ボリバル広場

ボゴタは大きな街ですが、観光客が行く見所はわりと小さなエリアに固まっています。

まず、バックパッカー向けのホステルがたくさんある、ラ・カンデラリア地区からスタートしましょう。ボテロ美術館は、コロンビアを代表する画家フェルナンド・ボテロの傑作と、世界の有名画家の絵を集めたハイクオリティな美術館。

ボテロ美術館のすぐ傍に、ボリバル広場というコロンビアの歴史上とても重要な広場があります。ここにはかなり血なまぐさい内戦時代のエピソードがあります。広場の隣には、コロンビア独立に重要な役割を果たした18世紀の建物があり、「6月20日博物館」として公開されています。

お昼ごはんは、ボリバル広場近くにあるレストランで、メニュー・デル・ディアというセットメニューを。1万ペソ(約500円)くらいで、スープ、メイン、飲み物、デザートが付いたお得なセットを出しているレストランがたくさんあります。

それから、徒歩で黄金美術館に移動します。コロンビアの黄金文化の粋を集めた博物館で、じっくり見ると3時間はかかってしまいます。特に見ごたえがあるのは3階、4階部分なので、時間を節約したい人はそこを中心に見て回るといいかもしれません。

夕焼けの時間帯には、ケーブルカーでモンセラッテの丘に登ってみましょう。ここからは、夕暮れるどきに灯りが付きはじめるボゴタの街並みが一望できます。ちなみに、治安上の問題から、ここには1人では行かない方が無難です。

ボゴタの夜景を堪能したあとは、ソーナ・ロッサ(ソーナT)に繰り出してみましょう。おしゃれなバーやレストラン、ショッピング施設が立ち並ぶ、ボゴタの新市街です。少し奮発して、美味しい和食を食べてみたりするのもいいかもしれません。

一点注意ですが、夜間の移動は必ずタクシーを使ってください。それも、流しのタクシーではなく、お店やホテルで呼んでもらったライセンスのはっきりしているタクシーがマストです。ボゴタでは夜間のタクシー強盗が頻発しています。

安全に気をつけながら、楽しいボゴタ観光にしてくださいね。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。