コロンビアってどんな所?
「コロンビアの気候と適した服装」「コロンビアの治安」「コロンビアの通貨と、注意したいこと」「コロンビアの物価感覚」「コロンビアでお土産を買うなら」などコロンビアについて紹介します。

コロンビアの長距離移動手段とは

2018/05/23

コロンビアを旅していると、地図上の距離と、実際に移動してみたときにかかる時間に、かなり差があることに気がつきます。山あり谷ありの地形のため、特に大型バスに乗るとノロノロ運転になり、例えば300キロほどの距離でも9時間以上かかったりします。

1等の大型バスはリクライニングもかなりフラットになり、座席が広く、トイレも付いていることが多いので、かなり快適だとは思います。ただ、やはり到着時間が遅れがちという難点があります。

その点、12−3人乗りのボックス型のミニバスは、山道でも小回りが利くし、スピードもある程度保って走行するので、時間的には大型バスよりも早く目的地に着いたりします。料金も大型バスに比べると割安です。

ただし乗り心地はそんなに良くありません。椅子は狭いし、ボコボコ道の振動をモロに受けるので、気分が悪くなりやすいかもしれません。実際、アルメニアという街からメデジンという街にミニバスで移動したとき、前に座っていたおばさんがずっと吐きっぱなしで、参りました。

乗り物酔いしやすいんだよな、弱った…という人や、お金に余裕はあるけど移動に時間をかけたくないという人は、飛行機に乗って移動してしまうのが一番です。例えば首都のボゴタから、美しい港町として有名なカルタヘナに行く場合、バスだと20時間ほどかかりますが、飛行機だと1時間半です。

コロンビアには有名な格安航空会社があって、Viva Colombiaといいます。価格変動制なので、早めに買うと安くなり、フライト日が迫るほど高くなります。安いときだと、カルタヘナまで往復8000円ほどで行けてしまうこともあります。バスに乗るよりもひょっとすると安いかもしれません。

日程を余裕を持って決められるのであれば、早めにフライトを予約してしまうのがオススメです。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。