- コロンビアってどんな所?
- 「コロンビアの気候と適した服装」「コロンビアの治安」「コロンビアの通貨と、注意したいこと」「コロンビアの物価感覚」「コロンビアでお土産を買うなら」などコロンビアについて紹介します。
コロンビアの物価感覚
2018/06/05
コロンビアは、南米内の基準ではちょうど中間くらいの経済状態にある国です。チリを経済先進国として、ボリビアやパラグアイを後進国とするなら、そのちょうど中間、といったところでしょうか。
他の中南米諸国と同様、貧富の差が激しいという特徴があり、政治腐敗がそれに拍車をかけています。物価指数は上がる一方なのに、庶民の給料は一向に上がらず、生活が苦しくなるばかり、という話を聞きました。
旅行者の感覚からするとどうでしょうか。例えばエコノミーホステルは、首都のボゴタでは、バックパッカーの集まるラ・カンデラリア地区のホステルで、シングル1泊25000ペソ(約1250円)から。ドミトリーだと16000ペソくらいからあるようです。
お昼のセットメニュー、メニューデルディアは6000ペソ(約300円)くらいから。これは飲み物、スープ、メイン、たまにデザートが付いてこの値段なので、かなり経済的です。
夜にレストランでちゃんとしたものを食べようと思うと、12000ペソ(600円)くらいからです。
レストランやバーで頼むビールは2500ペソ(125円)くらいから、と格安です。
長距離移動手段が安いのも特徴で、10時間ほどかかるボゴタ−メデジン間で夜行1等バスに乗っても60000ペソ(3千円)くらい。
煙草は1箱3500ペソ−4000ペソ(店によります)と、日本の感覚からしたら半額以下です。煙草が安いのがいいことか悪いことかは別として…
コーヒーの有名な生産国だけあって、500グラム入りのパケットが4000ペソ(200円)くらいからありました。
ここでは経済的な旅をしたい人向けの指標を書いていますので、どこの国でも同じように、上を見ればキリがないことも付け加えておきます。
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そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。