コロンビアってどんな所?
「コロンビアの気候と適した服装」「コロンビアの治安」「コロンビアの通貨と、注意したいこと」「コロンビアの物価感覚」「コロンビアでお土産を買うなら」などコロンビアについて紹介します。

コロンビアでお土産を買うなら

2018/06/11

コロンビアの珍しいフルーツ

コロンビアの珍しいフルーツ

コロンビアといえば、やはりコーヒーの一大生産地。ちょっとしたコーナーショップのようなところで紙コップのコーヒーを買って飲んでも、びっくりするほど美味しいのです。いいコーヒーというのは、砂糖なしで飲んでもほんのり甘いのだ、というのをコロンビアで知りました。

コーヒー党の友達がいるなら、コロンビアのコーヒー豆をお土産に買って帰れば、感謝されること間違いなしです。ボゴタの中心部には、コロンビアのカフェテラ(小規模コーヒー生産者)の生産する、生産量の限られたコーヒー豆を売っているショップがいくつかあります。

けれど、大きなスーパーであれば、気軽な値段でカフェテラのコーヒー豆を置いています。たとえば6000〜7000ペソ(約300-350円)で上質なコーヒー(グラインド済み)500グラムパックを買うことができます。

また、コーヒーのリキュール「カフェット」もお土産にいいでしょう。これはサトウキビの蒸留酒に、コロンビア産のコーヒーで味付けしたもの。ちょっと癖がありますが、例えばカルーアのように牛乳で割って飲むと美味しいと思います。

変わったお土産では、「プルパ」もいいと思います。これはコロンビアで採れる、日本ではまったく馴染みのないフルーツの濃縮エキスで、200mlほどにパック詰めされています。「ルロ」という、あけびのような酸っぱいフルーツ、「マラクィア」はパッションフルーツの一種。「ワナワナ」はドリアンの仲間のような果物ですがもっと香りが柔らかく、食べやすいフルーツ。

濃縮エキスなので、実際に飲むときは水で割って飲みます。日本でコロンビアの聞いたこともないフルーツのジュースを飲むのも、楽しいと思いますよ。

また特別な人に特別なお土産を、というのであれば、コロンビアはエメラルドの産地でもあり、とても安くエメラルド装飾品が買えるとのこと。しかし偽モノも横行しているとのことなので、信頼のおける店構えのショップで買うことをおすすめします。

関連記事
ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。