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ボゴタの空港から市内へ、市内から空港へ

2018/05/30

ボゴタの空港に着いたら、タクシーで市内まで行くか、自力で公共交通機関を乗り継いで市内まで行くか、の2つの選択肢があります。

空港からタクシーに乗っても、バックパッカー向けホステルがたくさんあるラ・カンデラリア地区まで昼間は20000ペソ(約千円)、夜間だと25000ペソくらいです。30分くらい走るので、日本の感覚からしたら格安です。

タクシーはメーター制ですが、実際の料金が表示されるわけではなく、換算表と照らし合わせて料金を出します。このややこしいシステムを利用して、でたらめな値段を言ってくる運転手もいるので要注意です。

また、メーターに細工をして、通常よりも早いペースで数字が跳ね上がるようにしている悪質な運転手もいます。

こういう運転手が多いボゴタなので、わたしは滞在の最後あたりにはもうタクシーにうんざりしていて、帰りは空港まで公共交通機関で行こうと決めました。

まず、ラ・カンデラリア地区からスアレス通りを挟んで南側にあるウニベルシダ駅というトランスミレニオの駅に歩いて行きます。トランスミレニオは、専用車線があるバスで、交通渋滞に巻き込まれることなく移動できます。

ここからエル・ドラド駅という終点の駅まで行きます。エル・ドラド駅で、実際に空港の前まで運んでくれる普通のバスに乗り換えます。緑色のバスでした。「エアロプエルト(空港)に行きたい」と係員に尋ねてください、バスの番号を教えてくれます。

料金はウニベルシダ駅から空港まで通しでたった1500ペソ(75円)です。トランスミレニオに乗るには専用カードが必要ですが、窓口で簡単に買えるので(2000ペソ)、一度買ってしまえば何度でもくり返し利用できます。空港から市内へ出るときも、以上で説明した乗り継ぎの順番を逆にすればOKです。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。