- コロンビアってどんな所?
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コロンビアの通貨と、注意したいこと
2018/05/17
コロンビアの通貨はペソ・コロンビアーノ。ゼロの数がやたら多いので、ちょっと混乱しがちですが、日本人だと割りと計算しやすいかと思います。というのも、2000ペソがおよそ100円に当たるため、いつでも「割る2して0を1個引く」と考えればいいからです。
コインは100センターボス(約5円)、200(10円)、500(25円)の3種類。ただし100と200は柄が2種類あるので、ちょっとややこしいです。
お札は1000ペソ(約50円)、2000(約100円)、5000(約250円)、10000(約500円)、20000(約1000円)、50000(約2500円)の6種類もあります。ゼロの数が多くて混乱しがちなので、支払いをするときは特に、2千と2万、5千と5万を間違えないように確認しましょう。大きな桁に慣れない観光客をカモにする輩もいますから。
金額としては大したことがないのに、「サンドイッチいくら?」「5000!」などと言われると、ものすごく高く感じてしまい、何も買う気にならないのが困りものでした。
もうひとつコロンビアのお金に関して気をつけたいのは、偽札被害です。コロンビアでは偽札組織が多く存在しており、最高額紙幣の50000ペソだけでなく、比較的小額の20000ペソや10000ペソの偽札も多く出回っているそうです。小額だとチェックが緩むからでしょうか。
実は、わたしもバスのチケットを買うとき、20000ペソで支払いをしようとして、窓口のおばさんに「これ偽札だから使えないよ!」と拒否されたことがありました。偽札にしてはちゃんと透かし彫りも入って出来すぎたお札だったのですが、おばさんによると手触りがスムース過ぎるということでした。
偽札と分かっていてそれを使うのは犯罪ですが、そのお札は別の食堂で使ってしまいました。そのときは何も言われなかったので、結局真意のほどは分かりません。
特に10000ペソ以上の紙幣を受け取るときは、その場で透かし彫りをチェックするなどして、偽札対策に努めましょう。
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そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。