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風邪をひいたら病院へ行こう

2020/11/30

風邪をひいたら病院へ行く。「当たり前じゃん!」と思う人もいるかもしれません。が、これが実はなかなか難しいことなんです。そしてこれは節約にも大きく関わってくることで、見落としがちなポイントでもあります。

皆さん、風邪をひいたらどうしていますか?風邪のひき始めや軽い症状で済みそうな場合、おそらく多くの人がドラッグストアへ行って市販薬を買うのではないかと思います。インフルエンザの流行時期だったりすれば話は違ってくるでしょうが、風邪ぐらいでわざわざ病院に行ってられるほど暇じゃない!という人が多いのではないのでしょうか。

もちろん私もそのうちの1人でした。高熱が出れば話は別ですが、仕事をしていると病院の開いている時間には到底間に合わず、市販薬に頼らざるを得なかったのです。しかし体質なのか薬の選び方を間違っていたのか市販薬はなかなか効かず、結局半休を取ったりして病院へ行くということを何度か繰り返しました。そして病院へ行ってびっくり。市販薬とそう変わらない金額で済むことに気がついたのです。

点滴を打ったり注射を打ったりすればもっとお金はかかりますが、たいていの風邪だと、お医者さんに診療してもらって薬を受け取るだけ。そして市販薬よりも病院で処方された薬の方が効き目があります。この効果だけでも市販薬の金額以上の価値。自分に合った薬だと、1日飲んで寝ていれば良くなることもあります。そしてかかりつけの病院であればついでに気になることを聞くこともできますし、大きな病気が見つかるきっかけにもなります。実際、ただの夏風邪だと思っていて「夏風邪はやっぱり長引くなぁ」と思っていたら、実はおたふく風邪だったということもありました。確かに子供の頃やっていなかったのですが、まさかいい歳をしてかかるとは思っていなかったのです。

プロのお医者さんに的確な診断をしてもらって、その症状に見合った薬を処方してもらう。これが市販薬と同程度の金額でできてしまうというのは、まさに節約の盲点。日本の医療保険制度のありがたさを痛感します。もちろん健康でいることが、医療費も薬代もかからない一番の節約。でももしもの時は病院へ。これも立派な節約法です。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。