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実は馬鹿にならない銀行の手数料

2020/11/19

普段何気なく使っているコンビニのATM。私の住む地域は駅前と呼べる場所ではないので、銀行直営のATMが近所ありません。そこでどうしてもコンビニのATMを使うことになるのですが、とっても便利で助かっている反面、厄介なのが手数料です。時間帯によってはコンビニでも手数料がかからない場合もありますが、大抵その時間帯は仕事をしていてコンビニなど行けないのが現状。そんなある日私は自分の通帳の取引履歴を見ていて愕然としました。

給料日を手始めに、1ヶ月間ちょこまかとお金を下ろしている自分の履歴。そこに必ず表示されているのがATM利用手数料108円(今や110円)。中には216円という数字もありました。1ヶ月平均約700円〜800円。年にすると1万円近くになることに気づいてしまったのです。もちろん便利に使わせてもらっている以上、多少の対価を払うのは当たり前。でもこれは行き過ぎだなと反省し、手数料の節約に着手しました。

今まで私がなぜちょこまかとお金を下ろしていたのかと言えば、「お財布に余分なお金が入っていると使ってしまう」という理由から。確かにその通りなのですが、私が普段使うお金といえばスーパーで買い物するための食費ぐらい。そこで1ヶ月の食費をまとめて下ろして管理することにしました。我が家の場合私の給料日と夫の給料日が違うため、食費の4万円(大好きなビール代と外食代も含む)をそれぞれの給料日で2万円ずつ下ろすことに。例えば私の給料日に下ろした2万円で次の夫の給料日までを乗り切るという作戦にしました。これが効果てきめん!給料日以外にお金を下ろすことはなくなり、何とか2万円で乗り切るために試行錯誤するようになったのです。

しかし…夫が急に休日にピザが食べたいと言い出したりして、実際のところ4万円で乗り切れない月もあります。それでまたお金を下ろして手数料を払う悔しさ…!こんな経験を何度かしたので、今では食費の4万円+1万円(それぞれの給料日に2万5000円ずつ)を念のため下ろしておくようにしています。もちろん余剰分の1万円は財布には入れず家で保管し、使わなかった月が重なるとさながらタンス預金のようになっていて嬉しさを味わえることもメリットのひとつです。

小さく出て行くお金ほどちょっとしたことで節約できるもの。銀行のATM手数料、この機会に見直してみませんか?

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。